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アンジェリーナ・ジョリーがデザインしたドレスがアカデミー賞でお披露目!絶賛の嵐を浴びる

  • 2024.3.15

3月10日、ロサンゼルスで開催された第96回アカデミー賞授賞式で、女優アンジェリーナ・ジョリーのブランド「アトリエ・ジョリー」が初めてセレブにドレスを提供した。それは、作家スレイカ・ジャウアドが着用した手描きのゴールドドレスだった。

アンジェリーナ・ジョリーは、2023年5月に自身のアパレルブランド「アトリエ・ジョリー」を立ち上げることを発表した。photography: Splash News / Splash News/ABACA

アンジェリーナ・ジョリーは少し前に、ニューヨークのジャン=ミシェル・バスキアのアトリエ跡にブティックをオープンし、ファッション界にデビューすることを発表した。2000年に映画『17歳のカルテ』で助演女優賞を受賞し、アカデミー賞のレッドカーペットを歩いたアンジェリーナ・ジョリーはいま、そのカーテンの向こう側にいる。

第96回アカデミー賞の授賞式で、48歳の女優アンジェリーナ・ジョリーが『ニューヨーク・タイムズ』紙のコラムニストでアメリカ人作家のスレイカ・ジャウアドに衣装を提供した。彼女の夫でシンガーソングライターのジョン・バティステは、Netflixで配信されているドキュメンタリー映画『ジョン・バティステ: アメリカン・シンフォニー』の挿入歌でオリジナル楽曲賞にノミネートされており、夫妻の愛の物語、交響曲の作曲、そしてスレイカ・ジャウアドのがんとの闘いを通して、夫妻の人生をたどっている。

第96回アカデミー賞でアンジェリーナ・ジョリーによるドレスをスレイカ・ジャウアドと夫のジョン・バティステ。(ロサンゼルス、2024年3月10日)photography: Angelillo John / Angelillo John/UPI/ABACA

リサイクルシルクのみで作られたドレスの背中には、明らかにジョン・バティステがオーケストラを指揮している絵が描かれている。アメリカ版雑誌「ヴォーグ」のインタビューでアンジェリーナ・ジョリーは、スレイカ・ジャウアドは絵を描くので、ドレスを真っ白なキャンバスに見立てて、彼女の創造性にインスパイアされたドレスを作りたかったと説明した。

アートなコラボレーション

この"絵"を描くために、アンジェリーナ・ジョリーはアメリカ人アーティストのチャズ・ゲストとコラボレーションした。同インタビューで彼女は、『ジョン・バティステ: アメリカン・シンフォニー』を反映するようなドローイングを取り入れたいと考え、チャズ・ゲストならその方法を知っているだろうと思ったと説明している。彼は次のように説明している。「私は日本ではよく知られる絵画技術を使いました。それは墨絵と呼ばれ、墨で描かれるものです。」

チャズ・ゲストとアンジェリーナ・ジョリーは、デザインをどこに配置するかを決め、共同で作り上げた。「アトリエ・ジョリーのすべてのプロジェクトと同様に、目的は服を非常に個人的かつ創造的にすること」と女優はインタビューで続けた。また、アンジェリーナ・ジョリーは、1870年代と1970年代のジュエリーを探し出し、自身のデザインしたドレスに添えた。スレイカ・ジャウアドは「ヴォーグ」に次のように語っている。「服に魂と意味を吹き込むことは、ファッションに対するまったく新しいアプローチです(中略)私は、そのリサーチ作業と協力的なプロセスに本当に驚かされました。」女優出身のデザイナーとなったアンジェリーナ・ジョリーにとって、初のレッドカーペットは成功裏に終わった。

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