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損しないために!退職したらクレジットカードを見直すべき2つの理由

  • 2024.3.14

日本はかつて「終身雇用」が一般的で、新卒で入社した会社に定年まで勤め続けることは珍しくなかった。しかし、現在は途中で転職したり、独立起業したりとキャリアの歩み方もさまざまだ。また、転勤するパートナーについていくために専業主婦(主夫)になる人もいるだろう。

自分と周囲の人が納得することが一番なので、正直なところ「こうするべき」という正解はない。ただし、次のステージに進む前にクレジットカードの見直しはしてほしい。

■退職したらクレジットカードを変更すべき理由

結論からいうと、退職し、次の職場にすぐ就職する予定がないなら、クレジットカードの切り替えを検討してほしい。理由は主に下記の2点だ。

●理由1:生活スタイルが一変するから

会社員からフリーランス、主婦(主夫)になると生活スタイルは一変する。生活スタイルに合ったクレジットカードを使うことが大切なので、ぜひ見直しをしてほしい。

たとえば、退職したら会社員時代に使っていたデパートにはほとんど足を運ばす、買いものはもっぱら家の近所の大型ショッピングモールで、というのも珍しくない。それにもかかわらず、デパートで作ったクレジットカードを使い続けても、あまり恩恵は受けられないだろう。

どこかのタイミングでショッピングモールのクレジットカードに切り替えたほうが、何かとお得になるはずだ。

●理由2:使わない特典にお金を払うのはもったいないから

ライフスタイルが変わる以上、クレジットカードに求めるものも変わるだろう。

たとえば、会社員時代に海外出張が多かった人なら、高めの年会費を払ってもゴールド、プラチナのクレジットカードを持つ意味はある。空港でラウンジを使えたり、海外旅行保険の補償内容が手厚かったりと恩恵を受けられるからだ。

しかし、退職して海外出張がなくなったら、これらの特典を使う機会はぐっと減るかもしれない。あえて年会費無料(もしくは低額)のクレジットカードにし、必要な時だけ海外旅行保険をかけたり、有料でラウンジを使ったりするほうがランニングコストは安く済むだろう。

■できれば退職前に申込をしておこう

最後に、いつクレジットカードの切り替えをすべきかについても触れておきたい。理想は、退職の意思を固め、会社に伝える前だ。

退職後、すぐに再就職するのでなければ、一時的にせよ収入がなくなるため、審査に通りづらくなるかもしれない。また、退職前後は引継ぎなどで慌ただしくなるので、ゆっくり手続きをしている暇もないだろう。

なお、古いクレジットカードは新しいクレジットカードの審査に通過してから解約しよう。逆にしてしまうと、万が一審査に通らなかった場合に困るので注意してほしい。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。

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