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普通預金より断然オトクな「旅行積立」夏に向けてはじめるなら今!

  • 2024.3.14

新型コロナウイルス感染症の流行により、国内外の移動が制限されていましたが、今では制限なく移動できるようになり、「うちも久しぶりに旅行に行こうかしら」と思っている人も多いのではないでしょうか?

「今年の夏は久しぶりに旅行に行くぞ!」という人におすすめしたいサービス、「旅行積立」について解説します。

旅行費用を貯めることに特化した商品

旅行積立とは「旅行費用を貯めることに特化した商品」です。毎月一定額の積み立てを行うと、満期時に、旅行券を受け取ることができます。さらに、サービス額がプラスされるので、普通預金で資金を準備するよりおトクなのです。 JTBやHISなどの旅行代理店やJCBなどのカード会社で扱っています。

2年間で24万円貯めるといくらになる?

例えば「JCBトラベル旅行積立」で毎月1万円、2年間積み立てた場合、サービス額として積立額の3%(初回のみ、2回目以降は2%)が上乗せされるため、24万7,200円になります。

銀行に預けるよりははるかに早く旅行費用を貯めることが可能です。

注意すべき点は?

まず、旅行の費用に充てることを前提とした商品であるため、旅行に行く予定がなくなったからといって払い戻しはされません。

また、満期を迎えてから所定の期間内に使わないと権利がなくなります。ただし、新型コロナウイルス感染症などのような感染症や紛争、政情不安などの理由で旅行が難しい場合は有効期限の延長措置がなされることもあるため、都度確認しましょう。

加えて、旅行代理店によっても交換の対象となる商品は異なります。国内旅行やハワイなど日本人が多く渡航する場所ならさほど問題ありませんが、あまりメジャーでない国に行きたい場合、対応していないケースもあるので注意してください。

どうせならお得に旅行に行きましょう!

旅行積立は「今年の夏休みは家族でバカンス」など確実に旅行に行く予定があるならぜひ有効活用したいところです。貯金するよりはるかに効率的に増やせるので、自分や家族の希望もききながら、さっそく取り組んでみましょう。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー) 立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日商簿記検定1級、貸金業務取扱主任者(試験合格)

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