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「先延ばし癖」「面倒くさい」に打ち勝つ方法…ちょっと気持ちを切り替えるだけ、カウンセラーが解説!

  • 2024.3.14
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誰でも心当たりがある?「先延ばし癖」

「面倒くさい」と感じない日はないかもしれない
「面倒くさい」と感じない日はないかもしれない

仕事、家事、人付き合い、勉強などなど、やることに追われる日々。何かに対して「面倒くさい」と感じない日はない、といっても過言ではないかもしれません。しかしどんなに面倒であっても、やらなければならないことはあります。「面倒くさい」と感じるタスクを“先延ばし”せず、いかにサクサク進めるか?やる気を出すための自分との向き合い方や物事の進め方について、産業カウンセラー資格を保有している筆者が解説します。

自分と向き合うことがそもそも面倒だと感じる人もいるかもしれませんが、ここを丁寧にやることで“サクサク度合い”に大きな差が出ます。だまされたと思って一度、実践してみてください。

ステップ1.「自分の味方は、自分」作戦

「面倒くさい」と思うとき、心のどこかで「面倒くさいと思ってはいけない」「先延ばししてしまう自分はダメだ」と自分を責めてはいませんか?まずはこの癖をやめて、自分の考えを認めることがスタートです。

「面倒くさいよね、そりゃそうだよね」と自分自身に声を掛けてみましょう。仕事や家事など自分が今やるべきと思っていること、家族や同僚にやってあげたいと思うことでも、いざ動き出そうとすると腰が重いもの。しかし、ここが重要なポイントですが、面倒くさいと感じてしまったからといって、やろうという気持ちが否定されたわけではありません。面倒くさいと思う自分を認めてしまいましょう。

人間は言葉に出す出さないを問わず、他の誰よりも自分自身から言葉を掛けられることが多いものです。自分自身が「面倒くさいと思ってはいけない」「やらない自分はダメだ」と否定的な言葉ばかり掛けていては、どんどんネガティブな方向へ思考が進んでしまいます。

周りの誰かに否定的ことを言われても、自分自身だけは味方になって肯定的な言葉を掛けるくらいのスタンスでいましょう。「面倒だよね~、分かる~!」と自分の本心に共感するだけで、驚くほど気持ちが楽になります。

ステップ2.「論理的に考えてみる」作戦

面倒くさいと感じるのには、ちゃんとした理由がある
面倒くさいと感じるのには、ちゃんとした理由がある

面倒くさいという感情は、それをやる手順を想像できるからこそ出てくるものです。

例えば食後の食器洗いが面倒だと感じる人で、普段全く洗い物をしていない人はほとんどいないはずです。逆に洗い物をやったことがなく、ただ食洗機に入れるだけでしょ、と思っている人は、洗い物を面倒くさいと感じることはないでしょう。

面倒くさいという感情は、やる前提であり、さらにやっているところをイメージするからこそ出てくるもの。つまり、面倒でもやった方がいいと自分自身は思っていることになります。

ここで「なぜやった方がいいと思っているのか?」を確認するステップを踏んでみましょう。硬い言葉で言えば「目的の再認識」です。やった方が良いと思う理由を再認識できれば「面倒だけど、でもやるか」と思えるようになる可能性は高まります。

面倒だと思うことを認めるところから、やる理由をもう一度確認するところまで、自分自身との対話が進めば、実際に行動を移すまであと一歩です。

ステップ3.「そんなに大変じゃない」と思うための作戦

「面倒だけどやろうかな」と思えたら、次はやることを細かいタスクに落とし込んで作業開始です。

落とし込みにはいろいろなやり方がありますが、おすすめは「ゴールから逆算してステップを決めていく」こと。面倒くさいことをやりきった自分自身をイメージして、そこに近付いていくように作業を進めていきます。

先ほど挙げた洗い物でいえば、全ての食器や調理器具を洗い終わってシンクが空になっている状態がゴールでしょうか。であれば、空のシンクをイメージしながら現状を見て、現状をイメージに寄せていく形で作業ステップを洗い出します。例えば、

(1)カップ類を洗う(2)皿類を洗う(3)お椀類を洗う(4)カトラリーを洗う(5)鍋やフライパンを洗う

と、5つのステップを踏めばシンクは空になる、といった具合です。ここまでできれば、あとは一つ一つ進めていくことで、面倒くさいこともいつの間にか片付いています。

ただし、この作業はあくまで前項で解説した「面倒くさいと思う気持ちを肯定する」「やった方がよいと思う理由を再認識する」の二つを経たうえで行うのがおすすめです。「面倒くさいけどやろう」という気持ちがベースにあるかどうかで、具体的なタスクの進み具合は変わります。

※ ※ ※

自分の気持ちを無視して無理やり進めるとすぐに心折れてしまうことでも、感情面を整えてからやれば意外とスムーズに進むものです。

自分の気持ちと向き合う手順を遠回りに感じるかもしれませんが、一度これを丁寧にやってみて、普段と比較してみてください。作業が驚くほどスムーズに進むようになるかもしれません。

(まっきー)

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