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BTS、韓国ボーイズグループの新たな“お手本”に…兵役の空白を最小化する大量コンテンツで存在感

  • 2024.3.14

BTSが全員兵役中とは信じられないほど多様なコンテンツで、国内外のARMY(BTSファン)を魅了している。

最年長のJINが2022年12月に入隊してから約1年の間に、メンバー全員が兵役を開始し、BTSは本格的な「軍白期(軍隊+空白期)」を迎えた。メンバー全員がしばらくK-POP界を離れることになったわけだが、彼らの存在感は依然として強力だ。

BTSは軍白期にもかかわらず、様々なコンテンツを提供してファンを楽しませている。新曲からアルバム、ドキュメンタリー、各種映像コンテンツはもちろん、オフラインイベントまで企画するのだから驚きだ。

Vはオフラインイベントまで開催

まず昨年12月に入隊したJIMINは、入隊から10日後にソロシングル『Closer Than This』を発表し、ファンに向けた愛情を表わした。

JIMIN
(写真提供=OSEN)JIMIN

『Closer Than This』は、ARMYに向けたJIMINの真心を表現したファンソングだった。四季が過ぎてどんなことが起きても「絶対にあなたの手を離さない」という固い約束と、「しばらく離れていても、いつもそうだったように一緒だから心配するな」というJIMINの優しいヒーリングが曲に溶け込んでいる。

特にミュージックビデオには、JIMINが新曲を作業中の姿や2013年のデビュー当時、ARMYと共にしたコンサート場面、そして驚くべき記録を成し遂げた授賞式など、この10年間の忘れられない瞬間が盛り込まれ、思い出を振り返らせた。

『Closer Than This』MV
(画像提供=BIGHIT MUSIC)『Closer Than This』MV

入隊直前まで忙しいスケジュールを消化していたVは、入隊直後から多様なコンテンツを発表してファンと会っている。

V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)V

歌手IUの新曲『Love wins all』のミュージックビデオに出演したVは、優れたビジュアルと切ない演技で音楽ファンを魅了し、熱い反応を起こした。

さらにVは来る3月15日に新しいデジタルシングル『FRI(END)S』を発表し、ファンに春のプレゼントを贈る。Vの新曲発表は、2023年9月8日の初ソロアルバム『Layover』以来、約6カ月ぶりだ。

新曲『FRI(END)S』は、ピンク色の春に似合う甘い「告白ソング」。新芽のように温かく始まり、感情の流れによって徐々に高まるポップソウルR&Bジャンルの曲で、全体の歌詞が英語で書かれており、グローバルファンから良い反応を得るものと見られる。

またVは新曲発表だけでなく、『FRI(END)S』発表を記念するファンイベント「FRI(END)S PARTY」も開催する。音源公開の翌日、ソウル城東区のカフェで開かれる今回のイベントは、Vの写真と『FRI(END)S』のミュージックビデオを鑑賞し、Vに直接手紙を書き、彼が残したボイスメッセージを聴取するなど、新曲を多様な方式で楽しめる体験型ブースが用意されるということで期待を集めている。

V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)V
ドキュメンタリーに映画まで

2023年4月に入隊したJ-HOPEは、1年が経とうとしている今、新しいコンテンツを届ける。まず彼は3月4日に公開されたダンス番組『DNAcers: Global 'K-Dance' Project』の特別メッセンジャーとしてサプライズ登場し、注目を集めた。

J-HOPE
(写真提供=OSEN)J-HOPE

さらにJ-HOPEは3月29日、スペシャルアルバム『HOPE ON THE STREET VOL.1』を全世界に同時リリースする。今回のアルバムは、彼の芸術的ルーツである「ストリートダンス」をテーマにしている。アルバムには、Gaekoとユン・ミレをはじめ、JUNG KOOK、LE SSERAFIM・ユンジン、米プロデューサーのベニー・ブランコとナイル・ロジャースなど国内外のミュージシャンが参加し、完成度を高めた。

特に新譜発売前日の3月28日0時には、ドキュメンタリーシリーズ『HOPE ON THE STREET』の初回が公開される。『HOPE ON THE STREET』は、今年でデビュー12年目を迎えたJ-HOPEが自身の過去、現在、未来を貫く「ダンス」を通じて人生を振り返るドキュメンタリーだ。

ドキュメンタリーシリーズ『HOPE ON THE STREET』
(画像提供=BIGHIT MUSIC)ドキュメンタリーシリーズ『HOPE ON THE STREET』

所属事務所側は「今回のプロジェクトはJ-HOPEのアイディアから始まっており、入隊前に心血を注いですべての準備を終えた。今回のプロジェクトがファンに楽しみとして近づいてほしい」と明らかにした。

他にもSUGAは、入隊前に撮影しておいた独自コンテンツ『シュチタ』を2月まで順次公開していた。さらにSUGAのアンコールコンサートを盛り込んだ映画『SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』が、4月10日に国内外の劇場で公開を控えている。

映画『SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』
(画像提供=BIGHIT MUSIC)映画『SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』

RMもまた、2023年にSNSに新しいアカウントをタグ付けし、新しいプロジェクトが予定されていることを暗示したりした。

BTSは入隊前に熱心に準備しておいたことを一つひとつ公開しながら、ボーイズグループが避けられない「軍白期」に対処する新しいモデルを作り出した。

今年6月にJINが除隊を控えているだけに、6月以降にはまた別の新しいコンテンツとイベントが待っているはずだ。軍白期でもコンテンツに終わりのないBTSだ。

(記事提供=OSEN)

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