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「年齢のわりに」という言葉に感じるモヤモヤ【毎日が変わる片づけのワザ(188)】

  • 2024.3.13

整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「年齢のわりに」という言葉に感じるモヤモヤ

しっかり年齢を重ねたわたしが言われる言葉の頭に、よくつけられるようになったのは、「年齢のわりに」です。

たとえば。

年齢のわりに…健康診断の数値がいい(オールA)ですね

年齢のわりに…体力がありますね

年齢のわりに…スタイルがいいですね

年齢のわりに…お肌がきれいですね

年齢のわりに…白髪が少ないですね

年齢のわりに…髪の毛がきれいですね

年齢のわりに…考え方が柔軟ですね

年齢のわりに…腰が低いですね

年齢のわりに…おばちゃんぽくないですね

など。

言っていただけることは、たとえリップサービス(健康診断以外)だとしてもありがたい! と心から思うのですが、「この年齢のひとはこうなっているものである」の前提が、なんだかひどすぎやしないだろうか! と思ってたまにモヤモヤします。

もし、今のわたしが「年齢相応」だったとしたら、

健康診断にはCとかDがあり再検査に、

体力がなくてすぐ疲れてしまう、

スタイルがくずれてしまっている、

お肌はシミやシワで荒れている、

髪の毛はパサパサで白髪が増え、

考え方は凝り固まっていてちょっとえらそう。

そんなおばちゃんになっているわけです。「年齢のわりに…」を言われる機会が増えたことで逆に、年齢相応になるのなんだかヤダ! がんばる! と思うようになりました。そして、いつか「年齢のわりに」を言われなくなったとき、わたしはきっと少しショックを受けるのだろうなと思います。

「そうか、今のわたしは年齢相応なのだな…」と。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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