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【京都桜2024】見事に咲き誇る河津桜が美しい!嵐山「嵯峨釈迦堂 清凉寺」【京都花めぐり】

  • 2024.3.13

京都市内各所で、河津桜が見頃を迎えています。嵐山清凉寺でも、満開の河津桜が見事に咲き誇っていました。渡月橋周辺に比べると、比較的静かに観桜出来る穴場だと思います(3月11日撮影)

釈迦堂に咲く桜

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清凉寺は、嵯峨釈迦堂としても知られる浄土宗の寺院です。嵯峨野のちょうど真ん中に位置し、堂々とそびえ立つ仁王門は、嵯峨野の顔と呼ばれています。

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京都府指定文化財の本堂です。堂内にはご本尊の三国伝来生身釈迦如来像(国宝)が安置されています。

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清凉寺の境内図です。境内は広く、文化財や、多数の歴史的建造物、複数の庭園など有します。境内では湯豆腐店やカフェもあります。

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境内を彩る河津桜です。見た感じ、3本ほど植わっています。少し蕾は残っていましたが、ほぼ満開でした。
河津桜とは、1955年に静岡県賀茂郡河津町で見つかった品種です。花はソメイヨシノより早く開花し、少し濃いピンク色で、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推測されてます。河津川沿いで発見され、発見者が庭先に植えたことが由来だそうです。原木は現在も存在しているそうで、2005年に河津町の天然記念物に指定されました。

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京都府有形文化財の多宝塔と河津桜です。清凉寺は四季折々の風景が楽しめ、多宝塔周辺は人気の撮影スポットです。
多宝塔堂内には多宝如来が安置されています。1700年(元禄13年)に護国寺(ごこくじ)で釈迦如来像の出開帳を行った際に寄進され、江戸で建立、その後1703年(元禄16年)に船で部材が運ばれて建立されました。下層の瓦が珍しいと思いました。

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混雑と言うほどではありませんでしたが、人が途切れる事がありませんでした。日本人よりも海外の観光客の方が多く見られました。それでも渡月橋周辺の混雑と比べると、比較的静かに過ごせる穴場的な処だと思います。

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京都府有形文化財の仁王門です。仁王門初層には、室町時代に造仏された阿吽(あうん)の仁王(におう・金剛力士像が安置されていて、ちょっと赤みがかった色が珍しく感じます。
門と河津桜を、一緒に撮影してみました。青空に飛行機雲。満開の桜が春らしかったです。

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桜にはメジロがたくさん飛来して、蜜を吸っていました。メジロを撮影していたら、朝の方がたくさん飛来しているよ、と地元の方らしき方が教えてくれました。

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多宝塔の周りには、紅白の梅が植わっていて、紅梅はほぼ終了、白梅は見頃過ぎと言った感じでしたが、とても綺麗でした。

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馬酔木の花もきれいに咲いていました。

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例年3月15日に行われる、お松明式に向けてでしょうか?この日は境内の工事が行われていました。
もう少しすると、ソメイヨシノが境内を彩るそうです。一度見てみたいと思いました。
今回は、河津桜が見頃を迎えている清凉寺を紹介しました。素敵な桜が楽しめるので、近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:清凉寺
住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
拝観時間:9:00~16:00
関連ページ:http://seiryoji.or.jp/

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