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標準より「速度が遅い」エスカレーター なぜ遅くするの?

  • 2024.3.13
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月6日放送分のテーマは「エスカレーターの速さ」です。

※画像はイメージです

エスカレーターの速さは、法律で定められています。基準はエスカレーターの角度によって異なります。

具体的には、角度が8度までなら「分速50m・時速3キロ以下」。30度までなら「分速45m・時速2.7キロ以下」。35度までなら「分速30m・時速1.8キロ以下」です。ちなみに「角度が8度まで」のエスカレーターは、いわゆる「動く歩道」のことだそうです。

「日本エレベーター協会」によると、駅や商業施設などにあるエスカレーターの速さは「分速30m・時速1.8キロ」が標準だそうです。

一方、「速い」あるいは「ゆっくり」だと感じるエスカレーターがありますが、場所や時間帯によっては標準よりも速くしたり、逆に遅くしたりする場合があるそうです。

「速い」と感じるエスカレーターの速さは「分速40m・時速2.4キロ」、「遅い」と感じるエスカレーターは「分速20m・時速1.2キロ前後」が多いのだとか。

速度を遅くする理由は高齢者の転倒事故を防ぐためで、特に利用者が多い施設や医療機関でよく見られるそうです。

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