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40・50代が着てはいけないNG白シャツ3つ

  • 2024.3.14

白シャツはベーシックでありながら、着こなしで洗練された印象を与えられる万能アイテム。その分、着る人のセンスによって良し悪しが分かれます。

とくに白シャツの素材やシルエット、デザインは、コーデの完成度を大きく左右することも……。

スタイリストの筆者が、40・50代が着てはいけない白シャツ&おすすめコーデの特徴をご紹介します。

■40・50代が着てはいけないNG白シャツ

ヨレ&シワになりやすい薄手のコットン素材

綿は吸湿性に優れている一方、シワになりやすいという弱点があります。

さらに、何度も繰り返し着用していると生地自体もヨレて傷みやすくなるので、うっかりすると白シャツ姿がみすぼらしくなっている可能性も……。

シルエットの美しさや耐久面でいうならば、ポリエステル混合の白シャツがおすすめです。

化合繊維が肌に合わない敏感肌タイプさんは、インナーを入れて肌あたりをよくするなど、工夫をして取り入れてみてください。

漂白レベルの真っ白なシャツ

パーソナルカラーによっては、抜けのある真っ白なシャツが似合う方もいます。

しかし、多くの場合は大人世代になると肌のくすみが出るので、シャツの発色が白すぎると、対比で肌が余計にくすんで見える可能性が高くなります。

くすみを目立たなくさせるには、肌馴染みの良いオフホワイトエクリュといった、優しく柔和な質感の白シャツを選びましょう。

真っ白の白シャツを着たい時は、上からニットカーディガン、ジレを重ねるなどして、白シャツの見える全体面積を抑えると上手に着こなせます。

丸襟・タイトなシルエットのシャツ

白シャツは襟のデザインにも注意を払いましょう。

とくに着てはいけないのが、丸い襟のシャツ。襟先が丸いと幼さが出て、大人の顔立ちに対して違和感を覚える着こなしになります。

また、白シャツのシルエットがぴったりすぎると、オシャレというよりオフィスコーデのような印象を与え、おしゃれさから逸脱してしまうかもしれません。

オーバーサイズにする必要はありませんが、程よくゆとりを感じられるシルエットの白シャツを選ぶと、着こなしに“抜け”が生まれます。

■40・50代におすすめの白シャツコーデ2つ

春はニットベストで引き締める

(オーバーシャツ/UNFILO 税込価格7,990円)

オーバーサイズの白シャツは、自身の体にぴったりなサイズを探すのが大変。

とくに昨今は、お尻が隠れるほどの着丈が長いものも多く、一枚で着るとモノによっては少々だらしない印象にもなります。

「白シャツコーデがなんとなく決まらないな」という時は、やや厚地のニットベストをONして、コーデに引き締まりを与えましょう。

このとき、ニットベストはシャツよりも着丈が短いものを選んで。レイヤードコーデにすることによって、着丈の長い白シャツも間延びせずに上手に着られます。

キレイ色のセンプレパンツで品の良いきちんとコーデに

(CANCLINI ベーシックシャツ/23区 税込価格16,940円)

白シャツに合わせる王道の組み合わせはデニムですが、キレイめなセンタープレスパンツも、デニムに負けず劣らず相性が良い組み合わせです。

なかでも大人世代に人気のウエストゴムのテーパードパンツは、シャツアウトして着ることによって体型カバーにも役立ちます。

柔らかい雰囲気も損なわせたくないときは、パンツの色を優しい色味のニュアンスカラーにしましょう。

白に柔らかい色を組み合わせるだけだと全体がボヤけてしまうので、バッグや靴、スカーフなどの小物で差し色をプラスすると、コーデの完成度が高まります。

■ワンピースやスカートと合わせるならクロップドシャツを

ワンピースやスカートに白シャツを組み合わせたい時は、シャツの着丈が短めクロップド丈を選ぶと、好バランスな着こなしが完成します。

昨今のトレンドでは、メンズ仕立てのクロップドシャツが人気なので、ぜひこの春トレンド感のある白シャツが欲しい方はチェックしてみてくださいね。

ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、おしゃれな白シャツコーデを楽しんでくださいね。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)

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