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【就活】企業名検索で“不安”になる「予測候補ワード」発表!「ヤバい」「やめとけ」を超えた圧倒的トップは?

  • 2024.3.13
「予測候補ワード」で不安になる就活生も?
「予測候補ワード」で不安になる就活生も?

ブランド全般のコンサルティング事業を行うブランドクラウド(東京都港区)が、「就活生の企業情報収集」に関する意識調査を実施。その結果を発表しました。

不安な言葉を見て「エントリーをやめた」就活生も

調査は2024年2月14〜16日、同年3月に大学・大学院を卒業予定で就職活動経験のある学生を対象に、インターネットリサーチで実施。計600人(男子学生258人、女子学生342人)から有効回答を得ています。

まず、「企業選びにおいて気になるもの」について聞いたところ、トップとなったのは「給与や福利厚生」で、68.3%でした。次いで「企業の評判やイメージ」(56.2%)、「社風や企業文化」(43.2%)と続いています。

「記載されている情報が企業イメージに影響を与えるもの」を聞くと、「就職サイト」(56.0%)がトップに。次いで、「検索エンジン上の予測候補ワード」(44.7%)、「企業の公式ウェブサイト」(31.7%)となりました。

また、「企業情報を探す際に信頼する情報源」については、「就職サイト」(57.0%)が最多となり、次いで「企業の公式ウェブサイト」(32.3%)、「検索エンジン上の予測候補ワード」(32.0%)でした。この結果について、同社は「『検索エンジン上の予測候補ワード』は就活生にとって、『企業の公式ウェブサイト』よりも企業イメージに影響を及ぼし、信頼度も『企業の公式ウェブサイト』と同程度であることが示唆されました」とコメントしています。

「企業情報検索時にあがってきた予測候補ワードを気にするか」という質問では、「気にする」と回答した就活生が85.8%に上る結果に。「不安になる予測候補ワード」で最多となったのは「ブラック」(48.6%)で、以下「ヤバい」(12.6%)、「やめとけ」(11.4%)、「パワハラ」(10.1%)と続きました。

実際に「エントリー・選考をやめた」際の具体的なエピソードを聞いてみると、「企業の名前の次の予測変換で不安になるような言葉が出ていた場合、その企業にはエントリーをしないようにしていた(鳥取県)」「評判を調査した際に、『怪しい』『やめとけ』のようなワードが検索エンジンに出てきた。企業自体の評判もだが、提供しているサービスや商品も信頼できるものではないのではないかと考え、エントリーをやめた(宮城県)」「その企業の不祥事が出てきたときは、具体的な内容を調べてエントリーすることをやめた(東京都)」「内定をもらった企業の評判や募集していた施行管理の仕事について調べたときに『やめとけ』というキーワードが出てきて、年間休日数など福利厚生面で気に入っていたが辞退した(東京都)」など、リアルな体験談が集まる結果となりました。

調査結果を受けて、同社は「中途採用においても同様の傾向が懸念され、公式ウェブサイト以上に就活サイトや検索エンジン上の予測候補ワードは企業イメージへの影響が大きいといえます」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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