焚き火だけじゃない！春キャンプに役立つ防寒術を紹介！

春先のキャンプで欠かせないのが寒さ対策。
うっかり油断したら、「こんなに寒いとは思わなかった！」と後悔することに。
そこで今回は、焚き火を使った防寒と、家電を活用する防寒をそれぞれ紹介しよう。

何といっても焚き火の良いところは豊富な熱量。
そこで焚き火の熱をできるだけ活用することを考えよう。

晴れていても、まだ風を冷たく感じる季節。
こんなときは顔あたりまでカバーする焚き火用風防を使おう。
風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。

焚き火のパワフルな熱を生かさない手はない。
がっしりゴトク付きの焚き火台を用意し、ゴロゴロの肉や野菜を火にかける。
ぬくもりながら見守るだけで焚き火料理が完成だ。

寒冷地用のガス缶は夏用よりも高額で、数十分煮込むような料理に使うのはためらってしまう。
その点、焚き火ならあたたまりながらじっくり煮込めて一石二鳥なのだ。

LOGOS グレートたき火グリルに鉄板を載せて、ちびちびつまむのが最高。
酒が冷えたらシェラカップごと火にかけ、体の中と外からあたたまろう。

焚き火台にケトルをかけておけば、常に湯を確保できる。
熱々の湯は飲み物に使えるほか、石けんでは落としきれない油汚れを流す、少し冷まして足湯にするなんてことにも使えて便利。

家電を使う場合は、AC電源付きのサイトを利用するか、自分でポータブル電源を持ち込むことになる。
ポータブル電源を使う場合には、家電の消費電力に注意しよう。

AC電源サイトを利用する場合は、テントまで電気を運ぶための電源コードを必ず持参すること。
キャンプ場にもよるが、長さは10ｍあればOK。
雨が降ることも考えて、防水仕様のものを用意しよう。

AC電源を活用した暖房利用はホットカーペットが代表的。
使用する際はテントマットを敷いて地面からの冷気を遮断。
そしてホットカーペット、ホットカーペットカバー、スリーピングマットを敷けば暖かく寝られる。

AC電源のないキャンプ場でも電気製品を使いたいという人には、大容量バッテリーがおすすめ。
ただしAC電源と違って、500W前後の電気製品しか使えないので、暖房は消費電力の小さい電気毛布がいいだろう。

最近は、スマホなどを充電するための別売りモバイルバッテリーを電源とした暖房器具も増えてきた。
敷物やブランケットとして、どこでも暖まることができるので、快適な冬キャンプが楽しめる。

キャンプにも持って行ける電気こたつが注目されている。
「EQUALS 古材風アイアンこたつ Brook」はハイ、ロー、スクエアの3タイプがあり、別売りのこたつ布団「アウトドアこたつブランケット」があれば暖房効率もアップする。

スイッチひとつですぐに暖まる電気アンカ。湯たんぽに比べて手間がかからないので便利だ。
この「野電あったかパッド」を就寝前シュラフに入れておけば、内部が暖かくなっているので快適に寝られる。