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“ラン活”は少しでも早く!お値段は10年前より2万円アップ 超軽量に大容量「大事に使ってほしい」

  • 2024.3.12

早くも「ラン活」がスタートです。

札幌市で、ランドセルのニューモデルの発表会が開かれました。

Sitakke

「この春向け」ではなく、「来年の春向け」の新作。

札幌市西区のイオン札幌発寒店で発表されたのは、2025年向けのランドセルのニューモデルです。

子どもも軽々背負えるこのランドセル、重さは970グラムと超軽量!

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色も24色と、豊富なバリエーション。

タブレットや水筒など、かさばる持ち物が多い小学生にぴったりの大容量も特長です。

新入学に向けてランドセルを選んで買う活動=「ラン活」の時期は年々早まっているんです。

イオン北海道の衣料商品担当・玉川将文さんは「後半になればなるほど、希望の商品が減ってしまうという感覚で、少しでも早くというのが最近の流れ」だと話します。

ランドセルに入れるものが増えてきているため、少しでも軽いほうがいいという声があるといいます。

この店ではランドセルの販売コーナーを通年で設置し、早まる「ラン活」のスタートに対応しています。

平均価格は年々上昇?

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気になるのは、お値段です。

業界団体などの調査によりますと、去年のランドセルの平均価格は5万8500円。

平均価格は年々上昇していて、今後も上がることが予想されています。

保護者からは「値段は張るけど、その分6年間大事に使ってほしい」という声が。

長く使うものだから最高のお気に入りを…。

家族にとっては、楽しくも悩ましい「ラン活」。

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シンクタンクのニッセイ基礎研究所の調査では、今年度、ランドセルを購入し、代金を支払った人の割合は、「祖父母」が調査対象の家族の半数以上、およそ55パーセントを占めているそうです。

親世代の賃金が増えていないなど、経済状況が厳しくなっていることが背景にあると分析しています。

ランドセルは、家族の願いと喜びが詰まった一生の思い出、宝物です。

大切に使ってたくさんの思い出を重ねていってほしいですね。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年2月29日)の情報に基づきます。

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