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唯一ひとりになれる時間、大学生になってもほんのひとときだけ|僕とママの3mの距離

  • 2024.3.12

この作品は、もっち・女たちの体験談・漫画(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの母と息子の親子関係の悩みを描いた実体験です。太郎はママに、何度も「ついてこないでほしい」と伝えました。しかし、ママは彼の意見に耳をかたむけることはありませんでした。彼が大学生になっても、毎日ついてきたのですが、唯一、太郎が大学からバイト先までの移動のときだけはママはきません。この時間が一番の幸せでした。『僕とママの3mの距離』第15話をごらんください。

大学生になっても毎日、太郎の後をついてくるママ。太郎も自分がどうしたらいいのか分からず、諦めています。しかし大学生になり、バイトを始めると状況が変わりました。

大学からバイト先までの移動の時だけは、ママはついてきません。このときが太郎にとっても、至福の時間だったようです。そして彼は、バイト先である女性と親しくなります。

適切な親子の距離感とは?

親子の距離感について描く本作『僕とママの3mの距離』に登場する母は、息子・太郎にいつでもついて歩く母親でした。そのことで、中高生の時は同級生にからからかわれたり、部活動をやむなく退部したりしたことも。そしてなんと、太郎が社会人になってからも、母は毎日後ろを付いて歩きます。

ある日、たまたま再会した小学生時代の担任にアドバイスされ、太郎は母を精神科に通わせることを決意。しかし、母はかたくなに病院にいくことを拒否。その後、太郎は母自身の幼少期の経験が、自分との異常な距離感に関係していることを知るのした。

親が子どもを心配するのは当然の感情です。しかし、愛情ゆえの行動が子どもに窮屈さを感じさせたり、自立を妨げたりしていないかは気にかけておきたいですね。子どもの成長に合わせた距離感を保ちつつ、親の関わり方を変えていくことが大切だと感じさせられるお話です。

著者:kotti_0901

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