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店員に、"5千円"のカード決済をお願いしたら、客「5万円!?」→ 店員は謝罪ゼロ。接客態度も最悪で!?

  • 2024.3.12

カード決済は現金を持ち歩く必要がないので非常に便利ですが、時にはカードが原因で犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。今回は私が実際に経験した、カード決済にまつわるトラブルのお話です。

画像: ftnews.jp

友人と食事に

ある日私は友人と昔から通っているなじみの店に食事に行くことに。

その店は店長さんがとてもいい人で、料理もリーズナブルで美味しいので気に入ってよく利用していました。

「こんばんはー」
その日はあいにくいつもいる店長さんが不在で、若い女性の店員さんがひとりで店を切り盛りしていました。
「あれ、店長は?」
「あー、ちょっと体調悪いみたいで。今日暇だし、私だけでいいかなって」
「そう……」
その女性は店長の姪らしく、今までお店で数回見かけたことがありましたが、直接話すのは初めてでした。

接客態度に難あり

女性は長い髪をまとめずに料理をして食べ物を運んでいたり、料理を注文したら「あ、それ今日ないんで」とそっけない態度をとったり。はっきり言って接客態度は最悪でした。

店内に他にお客さんはおらず、私たちが注文した料理もすぐできるスピードメニューだったのにもかかわらず、注文した料理が出てくるのが遅く、しかもすっかり冷めきっていました。

「やっぱ店長さんがいる時に来たらよかったね」
「ほんとだね……」

私たちは軽く食事を済ませて、すぐ店を出ることにしました。また店長さんがいる時に来ようと思ったのです。
「カードでお願いします」
「はあーい」
私が差し出したクレジットカードを受け取り、女性はダルそうにお会計をします。
「はい、お客様控えです」
「どうも」
カードの控えを受けとり、私と友人は別の店に行くことにしました。

ひと桁違う!

友人と食事をして帰宅したあと、そのお店から何度も電話がかかってきていたことに気付いたのはすっかり深夜になってからでした。
すっかり寝る支度を済ませていた私は、おそるおそる電話を取りました。

「えっと……どうしました?」
「あの、カードの決済額の入力間違えててー」
電話をかけてきていたのは、例の女性でした。
「え? ちょっと待ってくださいね」
慌てて財布の中にある、カードの控えを確認しました。するとカードの決済額を一桁多く入力され、5千円が5万円になっていたのです。

「だからぁ、カード取り消しに来てほしいんですけど」
「……はあ!?」
謝罪もなく、取り消しに来いとだけ伝えてくる女性に、ついに堪忍袋の緒が切れた私。
「そっちが勝手に間違えたんだからそっちから来るべきでしょう!!! 」と電話で怒鳴ってしまいました。

翌日、店長さんが間違えた分の差額の現金を持って謝罪に来てくれたのですが、なんとなく信用することができず、もうそのお店に行く気にならなくなってしまいました。

私も支払う時に金額をしっかり確認しなかったため、責任はあります。ですが、カードの決済というのは大金をポンと決済してしまえるからこそ、お店側には細心の注意を払って取り扱って欲しいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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