第96回アカデミー賞　「オッペンハイマー」作品賞など7冠　「広島、長崎の原爆被害が十分に描かれず日本では未公開だったが、受賞により観客動員に拍車が」辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が3月11日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！」に出演。10日（現地時間）に授賞式が行われた世界最高峰の映画賞「第96回アカデミー賞」でノミネート13部門のうち作品賞など7部門を制した「オッペンハイマー」（クリストファー・ノーラン監督）について、「原爆開発者の伝記的な映画。広島、長崎の原爆被害の悲惨さが十分に描かれていないという批判もあり、日本では未公開だったが、3月29日から公開される。今回の受賞により、観客動員に拍車がかかるだろう」と指摘した。

アメリカ映画界最大の祭典「アカデミー賞」の発表と授賞式が日本時間の11日行われ、宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」が「長編アニメーション賞」に輝いたほか、山崎貴監督の「ゴジラ－1.0」が日本映画として初めて「視覚効果賞」を受賞した。

辛坊）注目の作品賞は、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が受賞しました。13部門でノミネートされ、作品賞とともに監督賞、主演男優賞、助演男優賞など計7部門を制しています。大した映画です。

原爆開発者の伝記的な映画です。広島、長崎の原爆被害の悲惨さが十分に描かれていないという批判もあり、日本では未公開でしたが、3月29日から公開されます。今回の受賞により、観客動員に拍車がかかるとみられます。

ノーラン監督は、人気ヒーロー「バットマン」を新たに映画化した3部作の監督も務めましたが、今までオスカーを獲得していなかったのですね。今回、初オスカーということで、私も感慨深いです。