OMO7大阪（おも） by 星野リゾートの「アフタヌーンだし」が進化　〝だし〟のうまみに感動！

2024.3.11

「なにわラグジュアリー」を体験できる〝街ナカ〟ホテル「OMO7大阪（おも） by 星野リゾート」では、5/31（金）まで、だしを楽しむ「アフタヌーンだし」を提供中。コンブやカツオ節など、大阪の食文化を語る上で欠かせないだし文化を、アフタヌーンティーで楽しめるようアレンジされているんです。実は、今回の「アフタヌーンだし」は第2段。第1段のときもご招待いただき、ダシの奥深さに深く感動しましたので、今回もかなり期待！いそいそと出かけてきましたよ～。

だしの魅力が詰まったアフタヌーンティーの全貌はこちら

「アフタヌーンだし」という名前ですが、しっかりアフタヌーンティーなので、３段のティースタンドに10種類のスイーツやセイボリーが用意されています。そのすべてに、だしを取る方法である「抽出」を取り入れているのが、このアフタヌーンティーの特徴。

～下段～

塩昆布メレンゲ／コーヒーシュークリーム／苺メレンゲムース

塩昆布メレンゲは塩昆布がアクセントになっていて、クセになりそうなおいしさ。

～中段～

だし巻き卵バーガー／昆布だしピクルス／トマトとバジルの冷製だしリゾット

ボリューミーなバーガーは、分厚いだし巻きからだしのうま味が〝じゅわー〟。だしリゾットもあっさりながら、だしの味がしっかりきいていておいしい！

～上段～

ショートケーキ／パンデピスバターケーキ

パンデピスバターケーキは、シナモンやアニスシードなどスパイスのきいたケーキ。バタークリームが、なんとも懐かしい～。イチゴたっぷりのショートケーキはもう、大好きなので最後にいただきましたよ（子どもか！）

ひとクセあるこだわりのメニューも「アフタヌーンだし」ならでは

あと、ユニークだったのが「リオレのだし茶漬け風」。リオレの「リ」はフランス語でお米、「オレ」はカフェオレなどと同じでミルクの意味で、いってみればフランスのおやつ。名前はお茶漬けですが、食べるとしっかりお米のデザートです。〝OMO7大阪と言えば！〟のミックスジュース風のソースが、また合う！チョコやポン菓子、あられなどをトッピングできるので、自分好みにアレンジしてみて。ちなみに、写真下は全部がけしたところ。ポン菓子やあられのサクサク食感がアクセントに。

下は、「かつお節生チョコレート」。本格的なかつお節の削り器の上にはなんと、かつお節の形をしたチョコレートが！削り器の中には生チョコレートが入っていて、上からチョコレートを削ることで完成します。生チョコなんだけれど、ひと口食べるとだしの風味が〝じゅわっ〟。削り器で削る作業も楽しい♪

だしへの本気度がすごい！だしソムリエがハンドドリップで抽出

さらにすごいのが、みやぐりんに「だしスタンド」が設置されているところ。こちらでは、だしソムリエの資格を持ったスタッフがハンドドリップで丁寧に「だし」をいれてくれます。

いただけるだしは3種類。

まず最初にいただいたのが、カツオ節・コンブの入ったベースのだし（写真左）。ベーシックな味が落ち着く～。

2つめは、べースのだしに、オレンジ・ホウレンソウ・タイム・マッシュルーム・桜の花びら・塩をプラスした、だしソムリエオリジナルのだし（同中央）。みやぐりんの春をイメージしているのだそう。これがまた、パンチがきいてうまし！

そして3つめが、マッシュルームやレモン、トマトなど、数種類の素材を自分でブレンドして作るだし。今回は、レモン・ホウレンソウ・ニンジン・トマト・マッシュルーム・ディルをセレクトしました（同右）。だしを自分でブレンドできる機会ってほとんどないから、自由に作れるのがうれしいですよね。

こんな感じで、ブレンドして作ります！

自分で作っただしも、これはこれで十分おいしいのですが、一緒に試食した同僚は「何かが足りない！」としきり。やっぱり、プロにはかなわないですね～。でも、色々とブレンドしながら、何通りものだしが作れるって斬新。個性あふれるだしを堪能したあと、ベースのだしに戻ってしまうのは、やっぱり日本人の性でしょうか…。

「アフタヌーンだし」がいただけるのは、緑豊かなガーデンエリア「みやぐりん」。春になったら、桜も見られるかもしれませんね～。