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幻想的な光に街全体が包まれる、秋田県横手市の冬の風物詩「横手の雪まつり かまくら」

  • 2016.2.10

みちのく5大雪まつりのひとつ「横手の雪まつり かまくら」が今年も2月15・16日に秋田県横手市で開催されます。100基以上の大きなかまくらが市内一円に並び、かまくらの中から漏れるあたたかな光が横手の街を彩ります。

かまくらであたたかく出迎えてくれます

雪国の中でも有数の豪雪地帯である秋田県横手市。毎年2月15・16日の夜に開催される「横手の雪まつり かまくら」は、藩政の頃より約450年の歴史を誇る横手の伝統行事です。踏み固めた雪の山をくり貫いて作るかまくらの中には、水神様を祀る神棚が置かれ、子どもたちや地元の人々が「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」、「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と甘酒を振る舞ったり、火鉢で餅を焼いたりしながらおもてなししてくれます。かまくらの中は、方言を交えた地元の人たちとの会話に花が咲き、夜遅くまで笑い声に包まれます。

雰囲気の異なるかまくらが楽しめます

まつり期間中、市内にはたくさんのかまくらが作られますが、主なかまくら会場は、横手市役所本庁舎前道路公園、羽黒町武家屋敷通り、横手公園など大きく5つに分かれています。

メイン会場の横手市役所本庁舎前道路公園までは、JR横手駅から歩いて10分ほど。高さ約3mの大きなかまくらが最も多く並び、物産展やご当地グルメなどが味わえる飲食会場もあります。

しっとりと趣のある羽黒町武家屋敷通りや、ライトアップされた横手城を背景にもかまくらが作られます。さまざまな雰囲気のかまくらを楽しんでみてくださいね。

幻想的な輝きを放つミニかまくらも必見

羽黒町武家屋敷通りや二葉町かまくら通りからほど近い、蛇の崎川原(じゃのさきかわら)や横手南小学校には、大きさ30cmほどのミニかまくらが作られます。雪原に広がる無数のミニかまくらに明かりが灯る光景は圧巻です。

そのほか、プロジェクションマッピング「2016 YOKOTE Fantastic KAMAKURA with Immaerdive Shadow」(イマーシブシャドウ)などの楽しいイベントも開催予定です。

雪国ならではの情緒を楽しめる伝統行事「横手の雪まつり かまくら」にぜひ足を運んでみてください。

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