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4人ママ・東原亜希さん「子どもたちは英語を使いこなせるように」その理由とは?

  • 2024.3.10

20代からモデル、結婚、出産、育児、起業、と「生き急いでる」とまで言われた東原亜希さん。40代を迎え、半ば子育てもふくめてすべて軌道に乗せた感さえします。そんな東原さんが読者からの相談にアドバイス。今回は、これからの日本で子育てすることについて、東原さんの考えを伺いました。
(過去の好評インタビュー「ドンマイ人生」はこちらのリンクから読めます!)

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▶︎東原亜希さん・井上康生さん夫妻が今語る『私たちが子育てで大切にしていること』って?

\亜希ちゃんに相談/

私たちは30代をどう生きるか!

◎不安な未来に子どもを残すべきか

30代前半、3人目を産もうかどうか迷っています。夫は「どちらでも」というかんじなのですが、不景気だし、増税だし、いつ地震が起こるかもわからないし……。どんどん少子高齢化が進んで若者が少なくなっていくこれからの日本に、私たちの一存で子どもたちを送り込むのはどうなのか、と思ってしまいます。(34歳)

以前、関西では子どもをインターに通わせているママが多い、という取材に行ったのですが、子どもを海外で通用するようにしたい、なぜならこれからの日本が不安だから、と。

非常に不安です、私も。特に子どもたちが成人する頃の日本がどうなっているのか、競争力を保てているのか……と、考えちゃったり。

少子化対策、もっと本気でやってほしいと心から思います。保育士の免許を持っているのに復帰されない方も多いから、それを掘り起こすために2万円給料を上げる、というニュースを目にしたとき、保育士さんの尊くて、大変なお仕事に思いを馳せましたよね……。明らかに人口が減っていく中で、信じたいと思わせてくれる改革に出会いたい。

❝正解はわかりません。 せめて英語を使いこなせるようにと❞

お子さんとはどんな会話を?

子どもに「勉強しなさい」と言いながらも、AIに仕事が奪われるといわれるこれからの時代に、この職業に就けば安心みたいな絶対的なものはないし、どう導いてあげるのが正解なのか、もちろん私にもわかりません。だから、子育て世代の親たちが、せめて子どもたちには英語を使いこなせるようになってほしいと願い、それで何倍にも世界が広がったほうが武器になるのでは、と思うのも必然というか。私も、子どもたちには英語を身につけてほしいと思っています。ただ、それには早期がいいのか、自分で本気で学びたいとスイッチが入るときまで待ってあげればいいのか。時期についてはそれぞれの家族や子どもの環境や状況にもよりますし、選択肢がみんなにあることが大事だと思います。

一方で、英語がしゃべれるだけでもしかたないのはわかっていて。自分なりの意見やアイデンティティ、思考を言語化することがしっかりできないと、英語も日本語もないですよね。日本人って世界から見たらすごい謎じゃないですか。誰も指示してないのにみんなルールを守る、真面目で、勤勉で、きれい好きで、丁寧で、そういう日本人の気質みたいなものがあった上で、英語でコミュニケーションがしっかり取れる、というのが重宝されるのかな。

ベースが日本人という希少性。井上さんご夫婦は、結婚後すぐにスコットランドに留学されました。

イギリスに2年間行っていたときは、出産や妊娠もあって英語の勉強全然できないまま終わっていて。結局、日本人ってどこにでもいるので、つい日本人同士で集まってしまうと英語が必要なくなって。トラベル英会話レベルですよ。今すぐにでも英語圏で、子どもと一緒に私も英語が勉強できる環境に身を置きたいのですが、子どもがいろんな学年にいるので、どのタイミングがいいのか難しくて。

康生さんも?

夫も行きたいと言っていて。夫も海外の柔道教室から声がかかってくるし、オリンピック関連の仕事をして、自分が直接、英語でコミュニケーションを取ることの必要性をますます身に沁みて感じたんだと思います。家族で海外に住むなんて、実現するかわからないけれど、そんな夢をもっているのも、悪くないと思っています。

Aki runs around!

Spain

息子妊娠中、スペインのビーチで長女と。夫の柔道の仕事にも家族ごと一緒に呼んでくださり、いろいろな国へ連れて行ってもらいました。

profile

東原亜希さん

1982年、神奈川県生まれ。2003年、アサヒビールのキャンペーンガールに。2008年に柔道家 井上康生氏と結婚。翌年に夫とともにスコットランドのエディンバラに留学、現地で長女を出産。2010年に長男を出産、2015年7月に二女・三女となる双子を出産。4人の子育てをしながら、30歳で設立した「家族みんなで楽しめるライフスタイルを提案する」(株)Motherを回し、東京五輪で柔道史上最多のメダル獲得を男子監督として成し遂げた夫を裏から支えた。

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イラスト/フクハラミワ
*VERY2024年2月号「東原亜希のドンマイ人生相談!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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