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死ぬことが怖い…眠れぬ夜を送る母親を案ずる相談者に、江原啓之が届けた言葉とは?

  • 2024.3.10
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スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

3月3日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>

私の母は94歳になります。母は今も病気をすることなく、とても元気に兄夫婦と暮らしています。

母は、ほぼ毎日LINEで写真や日頃の気持ちを送ってきてくれます。先日、「夜眠れなかったの」と言ってきました。理由を聞くと「死ぬときに苦しみたくない……」と考えていたら、眠れなくなったそうです。

私が幼い頃、母に「死ぬってどういうこと?」と聞いたことがありました。母は「眠るようなものよ!」と一刀両断で話を終えていたのですが、そんな母が死ぬことに対して恐怖や不安を抱くなんてビックリしました。

ぜひ江原さんの本を読んでもらいたいと思っていますが、どの本を初めて読んでもらったら良いのか迷っています。今の母に薦めてあげたら良い本をアドバイスいただけたら幸いです。

<江原からの回答>

江原:まず、すごいなと思うのが、お母さまは94歳でLINEをされているんですね。すごく頭が冴えていますね。頭脳明晰でしっかりしている方だからこそ、そういうふうに考えてしまうのかもしれません。相談者さんも「どんな本を薦めたら良いか?」と質問されていますが、94歳で本を読むって、なかなか知的な方でないと難しいですよね。そういう意味でもすごいですよ。

そこでおすすめしたいのが「あの世の歩き方 この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない!」(小学館)という本です。旅行ガイドブックシリーズに「地球の歩き方」という本があるのをご存じでしょうか? 私の著書のタイトルは、あれのパロディなんです(笑)。あえて楽しいタイトルにしているんですけど、みなさんが「地球の歩き方」を読んで旅行するように、「あの世の歩き方」をガイドする本として出しました。「あの世ってどんな感じ?」とか「死んだらどんなふうになるの?」とか、そういう内容を書いています。

「これを読んだら?」とシリアスに薦めるよりも、「タイトルがすごくおかしいし、内容もけっこう楽しくて面白いから読んでみたら?」という感じで、何かのときにお母さまに渡してくれるといいなと思います。「けっこう笑えるよ!」とか言ってね。辛辣なことほど楽しく言えたほうがいいわけですよ。94歳のお母さまと、まだ交流できる幸せを噛みしめて過ごしていただきたいです。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言

「心の奥に寄り添えば、道は見えます」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

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