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通販の業界用語「ささげ」と「カゴ落ち」の意味、分かる?【知ってたらスゴイ!】

  • 2024.3.10
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ここ数年、おうち時間が長かったため、Amazonなどの通販で商品を頼む人が増えましたが、通販業界では私たちが知らない業界用語が使われています。その例として「ささげ」「カゴ落ち」とという言葉があります。それぞれどんな意味なのでしょうか?

■「ささげ」の意味、分かる?

「ささげ」とは、“撮影”、“採寸”、“原稿”、この3つの言葉の最初の文字を取ったものです。

通販サイトでは実際に商品を直接見て、触って確認することができません。そのため顧客が得られる情報は限られるため、サイトに掲載された写真・サイズ・商品説明が重要な役割をし、購買につなげるには具体的に商品をイメージしてもらうことが大切です。

ささげ業務の「撮影」は、視覚情報として伝えるため一つの商品に対し複数の写真を撮影します。撮影と分類されていますが、実際は撮影した後の加工や編集をし、掲載するまでの業務のことです。

「採寸」は商品のサイズを数値化し、衣類以外の雑貨、家具などでも重要な情報源です。

「原稿」は写真だけでは伝えきれない、商品の詳しい情報や魅力を文章で表現します。

■「カゴ落ち」って何?

「カゴ落ち」とは、ECサイトを訪れたユーザーが欲しいと思った商品をカート(カゴ)に入れたものの、その後買わずにサイトを離脱してしまう行為です。世界的な現象で、“カート放棄”や“カート落ち”とも呼ばれています。

米国Baymard Instituteが、ECサイトのデータを集計した資料「41 Cart Abandonment Rate Statistics」によると、世界の「カゴ落ち率」の平均は69.57%でした。つまり、1,000人のユーザーのうち約700人が購入を見送っているという事態です。

日本の平均は、株式会社イー・エージェンシーの調査では、68.2%と発表されていますが、大手ECサイトは、徹底的な対策を行うことで、40~45%に抑えることができているそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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