「子育てしやすい街」って、どんなところ？パパママ400人の“本音”

不動産情報メディアなどを運営するAlbaLink（東京都江東区）が、「子育てしやすい街に関する意識調査」を実施し、結果をランキング形式で紹介しています。調査は、1月31日から2月18日にかけて、高校生までの子どもがいる女性349人と男性100人、計449人を対象に、インターネットで行われました。

回答者の割合は、20代が7.1％、30代が47.5％、40代が37.2％、50代以上が8.2％になっています。

「子育てしやすい街の特徴」を聞いたところ、第3位は88人が挙げた「医療機関が多い・近い」でした。回答者からは「緊急時でも予約しやすい小児科がたくさんあること」（20代・女性）、「歯科クリニックから大学病院まで、医療機関が充実していること」（50代以上・男性）など、子育てする上で、小児科や耳鼻科といった医療機関が近いと安心すると考える人が多いということです。

第2位には245人が答えた「自治体の子育て支援策が手厚い」がランクインしました。「『補助金』『子ども向けイベント』『情報提供』など、子育て世代への支援が充実している」（30代・女性）、「医療費無料や補助金がしっかりある。ファミサポなどが利用しやすい」（40代・女性）、「我が家は子どもが4人いるので、子育て世代への補助金が充実していると助かります」（40代・男性）といった感想が寄せられたとのことです。

第1位は265人を集めた「子どもの遊び場・居場所が豊富」でした。回答では「公園が多い。室内で遊べる場所が多い」（30代・男性）、「近くに大きめの公園や体育館があり、小さい子から小学生まで遊べる施設がある。雨でも遊べる施設がある」（40代・女性）、「公園が多い。ボール遊びができ、近隣住民の理解があって、小さい子用のスペースと大きな子用のスペースと分かれていると、なおよいと思います」（30代・女性）などの意見があり、具体的には「公園」「児童館」「子育て支援センター」などが挙がったということです。

同社は、調査結果を受けて「『住む街によって子育てのしやすさは変わる』と実感している人も多いので、子育てする街を選ぶにあたっては、制度や住環境をしっかり比較しましょう」とコメントしています。

オトナンサー編集部