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トイレットペーパー「シングル」「ダブル」お得なのはどっち?違い&特長を大王製紙に聞いてみた

  • 2024.3.10
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いは?
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いは?

トイレットペーパーには「シングル」「ダブル」があります。店頭で購入する際に両者の違いがよく分からなくて困ったことはありませんか。トイレットペーパーのシングル、ダブルは何が違うのでしょうか。どちらを使った方が経済的にお得になる可能性があるのでしょうか。

地域別の人気の違いなどについて、トイレットペーパーの「エリエール トイレットティシュー」シリーズなどを販売する、大王製紙(東京都千代田区)エリエールパブリックリレーショングループの担当者に聞きました。

シングルはダブルより破れにくい設計

Q.トイレットペーパーの「シングル」「ダブル」の違いについて、教えてください。

担当者「シングルの1ロール当たりの長さは、ダブルの約2倍です。また、1枚の紙でダブルと同程度の丈夫さが求められるため、1枚当たりで見ると、ダブルよりも丈夫で破れにくい設計となっています。

ダブルは2枚重ねでシートを形成しており、シングルより厚くて柔らかく、吸水性が高いのが特長です。エリエールのトイレットティシューは、1枚ずつエンボス(型押し)加工する『ダブルエンボス技術』を採用しており、型押しした凸部が向かい合わせとなる(裏面同士を合わせる)ように重ねています。

そのため、表面が滑らかで、シートとシートの間に空気の層を挟み込むことで、ふんわりとした肌触りとなっています。お好みの使い心地でお選びいただければと思います」

Q.シングルの1ロール当たりの長さがダブルの約2倍ということであれば、シングルの方が経済的にお得なのでしょうか。

担当者「シングルとダブルとで1回に使用する長さが同じだった場合、シングルは1ロール当たりの長さが長いので、ダブルよりも経済的に使用できる可能性があります。

ただ、ダブルは柔らかいだけでなく吸収性も高いため、1回当たりの使用量が少なくなり、当社が調査した結果では1ロールを使い切るまでの期間は、シングルもダブルもほぼ変わらないことが分かりました」

Q.「シングル」と「ダブル」とでは、どちらの方が国内で人気が高いのでしょうか。地域や年代、男女によって、人気に違いはあるのでしょうか。

担当者「日本国内での販売金額で比較すると、シングルが約3割、ダブルが6割以上と、ダブルの方が多く売れています。シングルの販売金額が多いのは北海道のほか、近畿から中国・四国までのエリアです。ダブルの販売金額が多いのは九州エリアのほか、東北から東海までのエリアです。

年代による違いは見られませんが、男女で購入商品を比べた場合、男性は女性よりもダブルを使う比率が1割ほど高くなっています。

ちなみに、海外ではシングルのトイレットペーパーは少なく、ダブルもしくは3~4枚重ねの商品が一般的です。日本では薄く柔らかいトイレットペーパーが好まれる傾向にあることから、シングルやダブルの商品が多いのですが、アメリカやヨーロッパなどでは、厚みのある商品が好まれる傾向にあるようです」

Q.ちなみに、トイレットペーパーが製造されるようになったのはいつ頃なのでしょうか。

担当者「トイレットペーパーの歴史をひも解くと、巻き取り(ロール)形状のトイレットペーパーが製造されるようになったのは19世紀後半です。当時はシングルの商品しかなく、ダブルの商品はありませんでした。

その後、イギリスのメーカーによって、ダブルのトイレットペーパーが1942年に製造されました。肌により負担の少ない商品を開発するために、ダブルという新しい技術を取り入れたといわれています。

それ以来、柔らかさや厚み、吸水力など、シングルにないダブルならではの機能性が支持され、ダブルの商品も選ばれるようになりました。このように、シングルとダブルは、求められる機能性の違いによって作り分けられています」

シングルとダブルとでは、1ロール当たりの長さが違っていても、使い切るまでの期間がほぼ同じなのは意外でした。肌触りなど、個人の好みに合わせて選ぶのがよいのかもしれません。

オトナンサー編集部

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