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もう二度と見られない?!リヴァプールvsシティの「REEBOK対決」をおぼえているか

  • 2024.3.10
もう二度と見られない?!リヴァプールvsシティの「REEBOK対決」をおぼえているか
もう二度と見られない?!リヴァプールvsシティの「REEBOK対決」をおぼえているか

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

日本代表MF遠藤航が所属する首位リヴァプールは、10日に行われるプレミアリーグ第28節で2位マンチェスター・シティをホームに迎え撃つ。

文字通りの大一番を迎える両チームのユニフォームサプライヤーは、現在ではNike、adidas、Pumaなどのメガブランドという印象が強い。

その両者がプレミアリーグで同じ時期に「Reebok」のユニフォームを着ていたことを覚えているだろうか。

2010年頃を最後にサッカー界からほぼ撤退状態のReebokだが、近々欧州サッカー界に戻ってくるという噂もある。とはいえ、現在のリヴァプールやシティのサプライヤー契約獲得は極めて困難なミッションだろう。

もう二度と見られないかもしれない両者によるReebok対決。ここでは、その最初と最後をご紹介したい。

2003-04シーズン

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マンチェスター・シティ 2-2 リヴァプール

2003-04シーズン プレミアリーグ第18節

2003年12月28日(エティハド・スタジアム)

シティがこのシーズンからサプライヤーを変更したことにより、12月に両チームによる初のReebok対決が実現した。

シティのホーム「エティハド・スタジアム」(当時の名はシティ・オブ・マンチェスター・スタジアム)で行われた試合は、2-2の引き分けで終えている。

両チームの同ブランドとの契約期間だが、リヴァプールは1996-97から2005-06までの10シーズン。一方シティは2003-04から2006-07までの4シーズン。つまり、直接対決が実現したのは3シーズンだけだった。

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マンチェスター・シティ 2003-04 Reebok ホーム ユニフォーム

選手:スティーヴ・マクマナマン

初のReebok製ホームユニフォームは、シャドーの濃淡ストライプが美しいデザイン。2023-24シーズンのキットデザインの“元ネタ”でもある。

当時のイングランドサッカー界では、ホームユニフォームは2シーズン使用することが慣例となっていたが、このユニフォームは1シーズンで役目を終えている。

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リヴァプール 2002-04 Reebok ホーム ユニフォーム

選手:スティーヴン・ジェラード

リヴァプールのユニフォームは2002-03シーズンからの継続使用。2003-04シーズンからReebokはブランドロゴマークのデザインを変更したため、シティのユニフォームとは異なる旧ロゴを付けている。

クルーネックを採用した80年代風レトロスタイルと、2002年時点でのモダンなスタイルをミックスしたようなデザインだった。

2005-06シーズン

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リヴァプール 1-0 マンチェスター・シティ

2005-06シーズン プレミアリーグ第27節

2006年2月26日(アンフィールド)

リヴァプールとシティの最後のReebok対決は2006年2月のプレミアリーグ。「アンフィールド」で行われた一戦は、ハリー・キューウェルのゴールでリヴァプールが勝利している。

このシーズンを最後にリヴァプールはReebokとの契約が終了し、キットサプライヤーをadidasへ変更。一方シティは1年遅れて2007-08シーズンからLe Coq Sprtifを新パートナーに迎えている。

Reebokのサッカー界からの撤退は、2005年にadidasに企業買収されたことによる影響だったと言われている。

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リヴァプール 2004-06 Reebok ホーム ユニフォーム

選手:ハリー・キューウェル

最後のReebok対決でチームを勝利に導いたのは、2024シーズンから横浜F・マリノスの監督を務めるキューウェルだった。

当時のホームユニフォームは2004-05シーズンからの継続使用。チャンピオンズリーグでミランを下して優勝した、あの“イスタンブールの奇跡”を経験したユニフォームだ。

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マンチェスター・シティ 2005-06 Reebok アウェイ ユニフォーム

選手:ヨルギオス・サマラス

この試合でシティが着用したのは、ダークネイビーを基調としたアウェイユニフォームだった。

最近のユニフォームでは珍しくないネイビーやブラックといったダークカラーは、この2005-06アウェイで初めて採用している。その意味ではシティにとって歴史的な一着と言える存在だ。

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