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【究極セレクション】キャストが豪華でドラマ設定が面白い「ニュー時代劇」5選!

  • 2024.3.9

韓国ドラマの中で時代劇は人気があるカテゴリーなので、制作側も才能あるスタッフが結集して面白く作っている。その中で、豪華なキャスティングで多様な設定を生かした作品を5本選んでみよう。どれも斬新な傑作となっている「ニュー時代劇」だ。

『花郎〈ファラン〉』(2016年)

画像=KBS

出演者(役名)=パク・ソジュン(ソヌ=ムミョン)、パク・ヒョンシク(ジディ=真興王)、Ara(アロ)、ミンホ(スホ)、V(ハンソン)

〔ここが見どころ!〕これまで制作された時代劇の中で、ナンバーワン級の人気俳優を集めたドラマである。パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、BTSのV、SHINeeのミンホなど、そうそうたるメンバーが大活躍している。

新羅(シルラ)で有名になったエリート集団が描かれるが、登場人物が魅力的で見ていて本当に楽しい。波乱万丈な展開が続く中で、復讐劇があったり「新羅の国王は誰か」という謎めいた展開があったりして、最後まで物語がスリル満点だ。

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)

画像=SBS

出演者(役名)=イ・ジュンギ(ワン・ソ)、IU(ヘ・ス/コ・ハジン)、カン・ハヌル(ワン・ウク)、ホン・ジョンヒョン(ワン・ヨ)

〔ここが見どころ!〕イ・ジュンギを中心にカン・ハヌルなどの美男系がたくさん皇子に扮している。ドラマの設定が本当にユニークで、ヒロインのIUが演じる現代女性が高麗時代にタイムスリップしてイケメン皇子たちとラブロマンスを繰り広げていく。

一転して、後半は重厚な歴史劇となり、スケールの大きい愛憎劇が展開される。それにしても、イ・ジュンギの主演作はいつもながら本当に傑作が多い。

『100日の郎君様』(2018年)

写真=tvN『100日の郎君様』韓国ポスター

出演者(役名)/ド・ギョンス(イ・ユル=ウォンドク)、ナム・ジヒョン(ユン・イソ=ホンシム)、キム・ソンホ(チョン・ジェユン)、ハン・ソヒ(キム・ソヘ)

〔ここが見どころ!〕颯爽と主役に扮したド・ギョンスの演技力が称賛に値する。本当に幅広い演技ができるスター俳優だ。物語の序盤は悪徳高官による陰謀によって王宮が極度に緊張していく様子が巧みに描かれていた。

記憶を失った世子が生まれ変わって村の娘と夫婦になっていくのだが、ペーソスもあって痛快に物語を楽しめる。後半は再び王宮に世子が戻って典型的な勧善懲悪の物語が展開される。王宮で起こった事件を捜査する役人を演じたキム・ソンホも本当に目立っていた。

『恋慕』(2021年)

画像=KBS

出演者(役名)/パク・ウンビン(イ・フィ/タミ)、ロウン(チョン・ジウン)、ナム・ユンス(イ・ヒョン)、チェ・ビョンチャン(キム・ガオン)

〔ここが見どころ!〕様々な葛藤を表現したパク・ウンビンの繊細な感性がよく生きたドラマである。また、韓服がよく似合うロウンのイケメンぶりも素敵だった。

物語は、王宮では歓迎されない双子が世子嬪(セジャビン/世子の妻)から生まれて、数奇な運命をたどる過程が描かれていく。後に主人公イ・フィは男装して冷淡な世子になっているが、学問の師匠ジウンに徐々に惹かれる過程がいい。冷たい態度を見せながら内心では愛情を持ち続けるイ・フィの心の変化が興味深い。

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』(2019年)

画像=KBS

出演者(役名)/チャン・ドンユン(チョン・ノクドゥ)、キム・ソヒョン(トン・ドンジュ)、カン・テオ(チャ・ユルム)、チョン・ジュノ(光海君)

〔ここが見どころ!〕チャン・ドンユンが演じる主人公ノクドゥは、男子禁制の村に入り込むために女装して弱々しい女性に扮していた。特に傑作だったのが、女装がバレそうになってノクドゥがあわてる沐浴のシーンだった。このあたりの展開は本当に痛快だった。

設定が奇抜なドラマなのだが、王位をめぐる争いが重厚に描かれていて見応えがあった。また、キム・ソヒョンの存在感も際立っていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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