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そのクレカ、使い続けてメリットある?もはや化石化しているクレカの特徴4つ

  • 2024.3.8

古くなった家電や服は思い切って買い替えたほうが、生活の質が上がり、節約もできる。これはクレジットカードにもあてはまることで、化石化しているクレカは思い切って手放そう。

以下のいずれかに当てはまるなら、解約を検討してもいいかもしれない。

■特徴1:ポイント還元率0.5%以下

昨今は、クレジットカードのポイント還元率は0.5%~1.0%程度が一般的である。裏を返せば、ポイント還元率が0.5%以下のクレジットカードはあまりお得とはいえない。

特定の店舗で優待を受けられるなど、ポイント還元以外にメリットがある場合を除いて、解約を検討したほうが良いだろう。

■特徴2:一般カードなのに年会費が有料

いわゆる一般カードなのに年会費が有料のクレジットカードも、解約候補に入れたいところだろう。多くのクレジットカード会社では、一般カードは年会費が無条件で無料か、「年に1回の利用で無料」など、実質無料となっていることが多い。

ポイント還元率の話と同様「マイルが貯めやすい」「そのクレジットカードでしか受けられない優待がある」など、明らかなメリットがない限りは使い続けるメリットも薄い。

■特徴3:入会キャンペーンが長期間行われていない

カード会社にとっても、積極的に会員を獲得したいクレジットカードとそうでないものには差をつけている。差を推し量る1つの基準になるのが、入会キャンペーンの開催頻度だ。

入会キャンペーンが長期間行われていないクレジットカードは「積極的に会員を獲得しなくても良いクレカ」と考えて良い。キャンペーンの恩恵や付帯サービスの向上も望めないので、解約しても良いだろう。

■特徴4:地方銀行系クレカはあえて使う必要なし

地方銀行を通じて申込をしたクレジットカードを使い続けるのも考え物だ。

カード会社が拡販に力を入れているクレジットカードと比べると、ポイント還元率が低く、特筆すべき特典もないクレジットカードが大半だからである。

その銀行のATM手数料や振込手数料が無料になるなど特典を受けられるなら持ち続けてもかまわないが、普段の支払いには別のクレジットカードを使うことをおすすめする。

■手放すなら代わりのクレジットカードを吟味しよう

化石化しているクレジットカードは思い切って手放すべきだが、代わりになるクレカを吟味するのも同じぐらい重要だ。付帯サービスやポイント還元率にも目を向け、お気に入りの1枚を選ぼう。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。

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