1. トップ
  2. スキンケア
  3. 元新体操日本代表・畠山愛理さん(29)「自分の肌を慈しむ時間が前向きスイッチです」

元新体操日本代表・畠山愛理さん(29)「自分の肌を慈しむ時間が前向きスイッチです」

  • 2024.3.8
  • 174 views

母になり生活リズムや優先順位が変わっても、ずっと大切にしたい好きなこと。初めての子育てをアメリカでスタートさせた畠山愛理さん。育児に専念する中での癒しは肌をいたわる束の間の時間。〝30分〟のとらえ方次第で、育児へのマインドが変わることを教えてくれました。
※掲載中の情報はVERY2024年1月号掲載時のものです。

こちらの記事も読まれています

▶︎【辻元舞さん】自分を大事にしたいから「ゆっくり入浴と運動始めました!」

元フェアリージャパン・新体操選手 畠山愛理さんは……

スキンケアが好き!

❝お風呂からスキンケアまでの 30分があるだけで、 息子との向き合い方が変わります❞

ニット¥19,800 キャミソール¥12,100(ともにサロン アダム エ ロペ)パンツ¥26,400(ハウス オブ ロータス)ピアス¥15,400 二重にしたネックレス¥33,000(ともにジュエッテ)右手のリング¥17,600 左手のリング¥12,100(ともにエテ)

肌をいたわることは、心にも いい影響を与えてくれる

息子と一緒にお風呂に入り体を洗ったら、拭くところからは夫にバトンタッチ。その後に一人でゆっくりと湯船に浸かって、POLAの「B.A」で肌を整えるのが癒しのルーティンです。選手時代はたくさん汗をかいていたからか、ほとんどなかった肌悩みだけれど、出産を経て運動をしなくなると、その変化は如実に……。肌が健やかであることは、自信にも繫がっていたんだと実感しました。アメリカに移住してからほぼ子育てに専念している今は、自分をいたわる時間をなかなか持てません。ならばと、家では肌を惜しみなく可愛がることにしています。

改めて思うのは、スキンケアは肌だけでなく、気持ちにもポジティブな作用があるということ。30分でも、自分を大切にできたと感じられる時間こそが嬉しいんです。たった30分?と思われるかもしれませんが、私にとっては確かな切り替えスイッチに。そのほかにも、息子が寝ている間にシッターさんにお願いしてスーパーへ行ったり、日本からのお仕事で動画の撮影をしたり。小一時間でも一人の時間があるだけで、より穏やかに、前向きな気持ちで息子と触れ合うことができています。息子のためにも自分のためにも、少し離れる時間をつくることは意識していたいですね。

アメリカでの暮らしが 価値観や考え方を変えてくれた

初めての子育てをアメリカでスタートさせるのは、寂しいものだと思っていましたが、実際はとてもあたたか。夫のチームの方に助けていただいたり、道で声をかけて友達になった方と子連れスポットを訪れたり、シカゴのウェルカム感に支えられながら暮らしています。そして、夫婦関係にも大きな変化が。広島時代は周囲を気にして隣を歩くのすら嫌がり、腕を組めば振り払うこともあった夫が、今は信じられないほどオープンに!(笑) 心身ともにちゃんとオフになり外で楽しそうに過ごす夫を見ていると、正直ほっとします。

夫の挑戦をこれからも側で応援したい。口にせずとも〝協力し合って家族を守っていこう〟という気持ちは重なっていますが、アメリカではさらに密なコミュニケーションをしないと乗り越えられません。お互い素でいられる環境に感謝しつつも、言葉で伝え合う努力はし続けたいと思っています。

〝自分で決めてきた〟という 経験が自信にも繫がっている

クラシックバレエ、バスケットボール、水泳、バレーボール……と、様々な競技を体験した中で新体操を選んだのは、何度も訪れるハードルを越えることにワクワクしたから。180度の開脚や、フープを投げて前転をしてキャッチするなど、新体操はすぐにはできないことばかり。技ができるようになり母が褒めてくれた喜びは、忘れられません。

もう一つは、〝好き〟という気持ちを実感できたから。周りの子がやっているからではなく、〝気持ちに正直に、自分で決めた〟という経験が、のちの自信にも繫がった気がします。息子にも、色々な経験を通して、自分の中で湧き上がる感情を見逃さないでほしい。夫は野球をしてほしいと思っているはずです。だって名前を決めるときにも、選手入場の呼び込みコールでの響きを考えていたくらいですから(笑)。野球ももちろん選択肢の一つ。いつか好きなことに出会ってくれることを願っています。

PROFILE
●畠山愛理さん
はたけやま あいり●元新体操日本代表。6歳で新体操を始め、15歳で日本ナショナル選抜入り。2度のオリンピックに出場し団体戦で入賞を果たした。現在はメジャーリーガーの夫・鈴木誠也選手と1歳の長男とともに米・シカゴで暮らしている。

あわせて読みたい

▶︎前田敦子さん「出産してから“明るくなったね”と言われることが増えた」

▶︎2児の母・菊地凛子さん「母になり仕事をもっと愛せるようになった」“香り”を手放さない理由

▶︎毎日のシートマスクが美肌のカギ?30代40代におすすめの悩み別シートマスク22選

撮影/佐藤航嗣〈UM〉 スタイリング/坂野陽子 ヘア・メーク/加藤峰子〈吉野事務所〉 取材・文/藤井そのこ 編集/城田繭子
*VERY2024年1月号「オトナになっても好きなこと」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる