「使わないからあげる」→ 実は【ありがた迷惑】！？姑からの"必要以上の親切"に、嫁「勘弁して（泣）」

結婚して相手の家族の一員となったとき、価値観の違いに驚くことは多かれ少なかれあるはず。特に嫁・姑の関係で価値観があまりにも違うと、様々なトラブルを生むことがあります。これは筆者の友人Kが直面した、姑との価値観の違いに困り果てているエピソードです。

過干渉な姑

私は夫と娘2人の4人暮らしです。
歩いて15分ほどの距離に姑が住んでいるのですが、一人息子である夫のことを今でも子ども扱いし、何かと私達の生活に口を出してきます。

中でも私の悩みは、姑がいろいろな物を我が家に持ってくること。
それも使い古した物ばかりで、壊れていたり使えなかったりすることが多いのです。

姑が持ってきたのは、驚くほど使えない物ばかり。

・セットだったお皿がないティーカップ
・何年も前に使っていたボロボロの子ども用机
・動かない手押し車
・電池を入れても作動しない時計
・明らかに高齢者向けの洋服
・夫が昔作って壊れてしまった図工の作品

などなど……。

他にも実家へ行ったタイミングで「これ持っていきなさい！」と渡された子供用自転車も、お鍋も、洗濯用のハンガーセット（10本）も、全て壊れていて使えなかったのです。

そんな姑の口ぐせは、「うちではもう使わないから！」です。
一人暮らしの姑が終活で断捨離でもしているのかと思うほど、ものすごい量なのですが、姑には全く悪気がありません。

私たち家族のことを心配して持ってきているのだと思うので、無下に「要りません」とも言えず、困っているのです。

姑には一度、「粗大ごみの収集サービスを利用してはどうですか？」と提案してみました。
しかし「捨てるのはもったいない！あなたたちが使えばいいじゃない」の一点張り……。

姑にはゴミという感覚がないのか、捨てるということをほとんどしないのです。
確かにまだ使えるものであれば、リサイクルショップやフリマアプリなどを使うこともできるのですが、壊れているのはただのゴミ。

捨てられないせいか、義実家はいつも雑然としています。
その中から『自分が使わない物』を見繕って、我が家に持ってきているのでしょう。

姑は決して嫌な人ではないし、一人息子である夫を可愛がっているからこその行動だろう……と思うようにしてはいるのですが、いい加減、物の処分に困っている状態です。

どのタイミングで断れば良いのか、どう言えば分かってもらえるのか……本当に頭の痛い問題で、姑が我が家に来ることに怯えてしまいます。こういった嫁姑問題、世の中のみなさんはどう切り抜けているのでしょうか？相手を傷つけない解決案があるといいのですが……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K