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3月8日「国際女性デー」女性とキャリアの実態 世界規模でみる「男女平等」日本の順位は…?

  • 2024.3.8

3月8日「国際女性デー」女性とキャリア

3月8日「国際女性デー」女性とキャリア
3月8日「国際女性デー」女性とキャリア

解熱鎮痛薬ブランド「EVE(イブ)」が、2024年3月8日(金)の「国際女性デー」に合わせて、全国の22〜64歳の一般男女を対象に「女性のキャリア意識」に関するインターネット調査を、2024年1月29日(月)〜同年2月2日(金)期間で実施。集まった4273票の回答を元に、女性たちがキャリアに対して抱える“心の内”を公表しました。

“女性だからという理由でキャリアを諦める”

“女性だからという理由でキャリアを諦める”割合
“女性だからという理由でキャリアを諦める”割合

性別が原因で、キャリアの継続を諦めたことがありますか?という問いに対しては、「1年目」22.1%、「5年目」27.8%、「10年目」33.6%、「15年目」39.6%と、年々増加していることが明らかになりました。特に、10年目に差し掛かる前の 5年目の段階で、すでにキャリア形成の難しさを感じ始めている傾向にありました。

その背景には、ライフステージが変わっていく中でもキャリア構築をしている“ロールモデルの不在”も影響しているという結果に。また、5年目・10年目で男女格差が広がっており、仕事に対する評価や担う役割などの実態においても、5年目を境に男女格差が生じていることも分かりました。

理想のキャリアを築けると信じている割合

理想のキャリアを築けると信じている割合
理想のキャリアを築けると信じている割合

「理想のキャリアを築きたい、かつ、今後理想のキャリアが築けると信じている」という観点で女性の割合を見ていくと、「1年目」40.1%、「5年目」29.3%、「10年目」32.0%、「15年目」29.5%と全体的に見ても半分以下という低い数値結果となっています。

世界規模でみる「男女平等」

世界規模でみる「男女平等」
世界規模でみる「男女平等」

1985年「男女雇用機会均等法」が制定されて以来、男女平等をうたう社会が意識的に進んでいるようにみえますが、実際の日本国における現状はどうなっているのでしょうか。

世界経済フォーラム(WEF)が発表した、男女平等の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」(2023年版)によると、日本の総合ランキングは146か国中125位と、G7では最下位となっており、海外と比較するとまだまだ遅れをとっている状況です。

3月8日「国際女性デー」は、“女性を限定した日”のように感じられるかもしれませんが、男性のみなさんも、身近にいる女性たち(母親、友人、恋人、娘)を通して、女性の社会進出がより活性化する国にアップデートしてく方法について、考えるきっかけにつながっていくといいですね。

(LASISA編集部)

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