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怒られる?母子家庭の小学4年生が打ち明けた「悩み」

  • 2024.3.8
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小学4年生のイチは母子家庭でした。母はいつも仕事が忙しそうでしたが、ツラいとは感じておらず、学校にも楽しく通っています。そんなある日、理科の教科書を紛失します。その後も国語・算数の教科書に続き、絵の具セット・習字道具までなくなってしまいます…。愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる『ぼくの教科書がありません』をダイジェスト版でごらんください。

母には心配をかけたくない

ある日、イチは理科の教科書をなくしてしまいます。最初は、「自分がだらしないから」と落ち込んでいたイチ。ところが、立て続けに国語・算数の教科書を紛失し、さらにはロッカーに置いたはずの絵の具セット、習字道具までなくなってしまいます…。

ずっと一人で悩みを抱え込んでいたイチ。とうとう友人に打ち明けました。そして友人に付き添われ、担任の先生にも相談。母に余計な心配をかけたくないと思っていたイチでしたが、とうとう母にも打ち明けることに…。

怒らなかった母

「怒られる」と覚悟をしていたイチ。ところがイチの予想とは裏腹に、母はイチがツラい思いを抱えていたことに気づき、寄り添ってくれたのです。さらにイチのことを優しく包み込み、なぐさめてくれた母。心の底から安堵した瞬間でした。

その後、母はすぐに紛失してしまったものを一式買い直してくれます。新品の道具に名前を書きながら、イチはあることを思います。

新しく買ってもらえたけど…

新品を買ってもらったからそれで終わり…というワケにはいきませんね。今まで使っていた物にも思い入れがあります。そこで友だちのゴウくんとサンちゃんに正直に思っていることを話しました。

母があわただしく働いているのを見ていたからこそ、なくしてしまったことを打ち明けることができなかった主人公。ですが、母はすべてお見通しでした。紛失したことは叱らず、イチがガマンしていた気持ちに気づいて寄り添ってくれたのです。とてもすてきな母子関係ですね。

著者:ももこ

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