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動画の【倍速視聴】が浸透中!意外すぎる“タイパ重視”世代が調査で判明

  • 2024.3.7

倍速視聴する人が増加

倍速視聴する人が増加
倍速視聴する人が増加

時間を効率よくつかう“タイパ”(タイムパフォーマンス)が重視される今、動画コンテンツを標準速度よりも早い速度で動画を再生する“倍速”で視聴する人が増えているようです。

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が、「動画の倍速視聴に関する調査(2024年)」を実施し、その結果を発表しました。

調査は、2024年3月1日(金)~ 3日(日)の期間、全国の20~69歳の男女1100人を対象に、インターネット上で行われました。

タイパ重視が表れた?「倍速視聴」の調査結果

動画コンテンツの倍速視聴経験
動画コンテンツの倍速視聴経験

それによると、動画コンテンツの倍速視聴経験について、「経験あり」と回答した人が47%で、3年前と比べ12.6ポイント増加しました。 男女ともに20~30代の視聴経験率は4割強~6割と高く、50~60代でも3~4割を占めました。

また、「よく倍速で視聴している」が最も多かったのは、50代女性でした。倍速視聴は若年層に限らず各年代にまで浸透していることがうかがえます。

倍速で視聴している動画コンテンツについては、「ドラマ」「バラエティ」「企画動画」が上位でした。「ニュース・報道」「商品紹介、まとめ動画」「映画」などのジャンルも倍速でよく視聴されていました。

倍速視聴に対するイメージは…?

動画コンテンツを倍速で視聴することに対する意識
動画コンテンツを倍速で視聴することに対する意識

倍速で視聴するシーンについては「休日にまとめて」が4割で一番多い結果でした。次いで「平日の夜」「寝る直前」が3割と続きました。20代は「ランチを食べながら」「順番待ちの時間」「バス・電車内」など、ちょっとした空き時間に倍速で視聴している傾向がありました。

倍速視聴に対する意識についての調査では、ポジティブとネガティブな意見に分かれました。「自由度が上がる」「効率よくたくさん視聴できる」という良い点と、「印象が残りにくく、内容を忘れやすそう」「目や耳が疲れそう」「よく理解できない」という懸念点とほぼ同率でした。

女性20代、30代では「効率よくたくさんの動画を視聴できる」、男性20代では「倍速で見ないと時間を損した気になりそう」「集中して視聴できる」が高く、若い世代では特に時間効率を意識している様子がうかがえます。

(LASISA編集部)

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