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カリッカリの餃子とあのスープも再現!【町中華】の激うまチャーハン定食をおうちで作ってみよう

  • 2024.3.6
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定番の美味しさを家で堪能できる【絶品!町中華】vol.1

パラパラのチャーハン、野菜がシャッキシャキのホイコーロー、とろ~っとしたあんがたっぷりかかった天津飯に五目焼きそば……。食欲を刺激してやまない、王道のラインナップを自宅で作ってみませんか。素朴な町の中華屋さんの美味しさをそのまま楽しめるメニューは、必見!

〈町中華とは〉
安価でおいしい、ボリュームたっぷりの中華が食べられる、大衆的な「中華食堂」のこと。本格的な中国料理とは違い、どこの町にでもある、一人でさくっと入って食べられるような、気軽で親近感に溢れた魅力が近年注目を集めている。中華料理以外にも、カレーライスやオムライスなどのメニューが食べられるお店もあり、お店ごとに異なるメニューが味わえることも、楽しみのひとつ。昭和の時代に創業した古き良き懐かしさも感じられ、多くの人から愛されている。

「チャーハン定食」

チャーハン、餃子、ねぎスープ。最高の3品が揃った、まさに夢の定食。上手に作るコツはPOINTで紹介しているので、ぜひチェックを!お店の味に負けない、感動の美味しさに仕上がりますよ。

「卵チャーハン」

酒は水分が蒸発しやすいので、炒めるときに加えることで、米粒がベチャッとくっつかず、パラパラになります。

材料(2人分)
温かいごはん…400g
ハム…4枚
卵…2個
ねぎの粗みじん切り…1/2本分(40g)
サラダ油…大さじ1と1/2
酒…大さじ1
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
しょうゆ…大さじ1/2

作り方
ハムは5〜6㎜四方に切り、卵は割りほぐす。
フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木べらで大きく混ぜながら、半熟状になったら一度取り出す。
③ ②のフライパンにサラダ油大さじ1/2を足して中火で熱し、ねぎ、ハムを入れてさっと炒める。ごはんを加えてほぐしながら炒め、パラパラとしてきたら酒をふってさっと炒める。
④ ③に卵を戻し入れ、さっと炒め合わせる。塩、こしょうをふって炒め、鍋肌からしょうゆを加えてさっと炒める。

【POINT】

卵は半熟状に火を通して一度取り出す&仕上げに加えることが大事。チャーハンに欠かせない、ふわふわ食感をキープできます。

「焼き餃子」

バットに片栗粉をふってから、包んだ餃子を並べると羽付き&カリッカリに焼き上がって美味。

材料(24個分)
餃子の皮…1袋(24枚)
豚ひき肉…160g
キャベツ…3枚(150g)
にらの小口切り…1/3束分(30g)
ねぎの粗みじん切り…1/2本分(40g)
片栗粉…適量
サラダ油、ごま油…各大さじ1
ラー油、酢、しょうゆ…各適量
A
しょうがのしぼり汁、酒、ごま油…各大さじ1/2
しょうゆ、オイスターソース、片栗粉…各小さじ1
塩、こしょう…各少々

作り方
キャベツは芯の太い部分を切り落とす。鍋に湯をたっぷり沸かしてキャベツを入れ、1分ほどゆでて水けをきる。粗熱を取って水けをしぼり、粗みじん切りにする。
ボウルにひき肉、Aを入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。、にら、ねぎを加え、混ぜ合わせる。
バットに片栗粉を薄くふる。餃子の皮1枚にの1/24量をのせ、皮のフチに水少々(分量外)を付けて半分に折り、手前の皮にひだを寄せながら包む。残りも同様に作ってバットに並べ、半量(12個)は冷凍保存する。
※一度に全量を焼いてもOK。冷凍する場合は、バットにラップを敷いて片栗粉適量を全体に薄く広げ、餃子を並べてラップをかける。冷凍室に入れ、凍ったら餃子を冷凍保存袋に入れる。冷凍で3週間ほど保存可能。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、餃子を6個ずつくっつけて2列に並べ、2分ほど焼く。こんがりと焼き色がついたら水1/2カップ(分量外)を回し入れてふたをし、6分ほど蒸し焼きにする。ふたをはずして余分な水けがあればとばし、ごま油を回し入れてカリッとするまで焼く。器に盛り、ラー油、酢、しょうゆを混ぜて添える。

【POINT】

餃子の下側に焼き色がついたら、水を加えて蒸し焼きにします。中まで火が入りやすくなり、ふっくらジューシーな食感になる。

「ねぎスープ」

具材は粗みじんにしたねぎだけ。中華定食に欠かせないスープは、こしょうがピリッときいたシンプルさが絶妙。

材料(2人分)
ねぎの粗みじん切り…1/4本分(20g)
A
にんにくのすりおろし…少々
水…1と1/2カップ(300㎖)
鶏ガラスープの素…小さじ1
塩、粗びき黒こしょう、ごま油…各少々

作り方
鍋にAを入れて混ぜ、中火で熱する。煮立ったらねぎを加え、さっと煮る。

cooking_ETSUKO ICHISE photograph_TAKESHI NOGUCHI styling text_HIROKO NAKADA

otona MUSE 2019年5月号より

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