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アレルギーやダイエットにも?専門家が実践している「腸活」3選

  • 2016.2.9
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腸を若くきれいに保つことは、若さや美しさを保つには必須です。その反面、便秘に悩む女性が多いのも現状。

実は筆者も以前は週に1度あればいいほどのひどい便秘で、花粉症やアトピー性皮膚炎、金属アレルギーとさまざまなアレルギーに苦しんだ経験がありました。しかも当時の体重は70kg代後半から80kg代前半。

そんな筆者も生活習慣を見直し、今ではアレルギーは全て改善し体型もウエスト58cmを維持しています。

そこで今回は、筆者が長年実践しているオススメの“腸活”をご紹介します。

 

■食物繊維は「水溶性と不溶性」をバランスよく

ベジファーストはもう20年近く続いている習慣。すなわち食事には必ず野菜があるということです。もちろん野菜に多く含まれる不溶性食物繊維だけでなく、海藻などに多く含まれる水溶性食物繊維も少なくとも1日2回は食しています。

慣れるまでは海藻はなかなか摂りづらいという方もいますが、ご飯に海苔、お味噌汁やサラダにわかめを合わせればいいのです。ドレッシング代わりに、キャベツの千切りに市販されている味付きのもずく酢をかけるのもオススメ。

その他にも、味噌、酢、すりごま、少量の砂糖、だし汁を混ぜてドレッシングにしたり、納豆にタップリのねぎ、豆乳マヨネーズにわさびを混ぜてサラダにかけるなどすれば飽きずに続けられます。

また、常備菜として“生芋こんにゃく”は欠かせません。生芋こんにゃくには水溶性、不溶性食物繊維の他に、セラミドが含まれているので、お肌のうるおいも保ってくれます。味付けは醤油、砂糖、出汁といったオーソドックスな煮物や、田楽、生姜をきかせたキンピラ風など気分によって変えられますよ。

 

■週2回のHPS入浴法で「お腹を温める」

基本的に1年を通して冷たい飲み物は摂りません。コーヒー、ハーブティ、お白湯、緑茶で十分な水分補給をします。

また、「毎日ゆっくり半身浴……」なんて時間はないので、週に2回40~42℃の熱めのお湯に10~20分つかるHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法を実践しています。それ以外の日はシャワーで済ませてしまうこともあるので、そんな日の睡眠時はレンジで温め繰り返し使えるタイプのカイロをお腹の上や掛け布団と毛布の間に挟んで寝ています。

 

■1日20分のウォーキング

1日20分ほどのウォーキングは講演などで帰宅が遅くならない限り実践しています。ウォーキングについては世界の名医500名が“万病に効く薬”と称するほどさまざまな健康効果が認められています。歩く振動で腸も刺激されます。

また、腹筋への刺激も腸に伝わるので、1日5分でも腹筋をしっかり“意識して”ストレッチや筋トレを行っています。

 

いかがでしたか? 家事をしながら、週に2日は自宅に缶詰状態での執筆作業。その他の日は講演やカウンセリング、個人指導、打ち合わせ等で終日外出しているため、決して時間に余裕があるわけではありません。そんな筆者でも長年実践することができているので、忙しい方もできることからチャレンジされることをオススメします。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ AntonMaltsev / shutterstock

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