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フェンディ クチュールは、精密と情緒のあるフューチャリズムを表現。

  • 2024.3.6
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精密と情緒を表現した、フェンディ クチュールのフューチャリズム。

初めてパリでオートクチュールのコレクションを発表して以来、キム・ジョーンズにとって7シーズン目となるフェンディ クチュール。床も壁もシルバー一色のメタリックな空間に現れたファーストルックは、ベアショルダーの黒いシンプルなシースドレス。シルバーに輝くクロコダイルのパンプスとダイアモンドをあしらったミニバゲットがアクセントとなっている。

「カール・ラガーフェルドが抱いていたフェンディのフューチャリズムにインスパイアされました。このコレクションでは、身体、シルエット内のシルエット、人物、そしてクチュールの手仕事が、未来の中心にヒューマニズムを据えています。精密さと情緒を同時に表現したいと思いました」と、アーティスティックディレクターのキム・ジョーンズは語る。コレクションは、身体のラインにしなやかに沿う極めてシンプルな「スカトラ」シルエットに始まり、ストリクトなカッティングのタイユールのスーツやコートドレス、シルクの薄布を重ねたテントシルエットの軽やかなドレスを経て、「スカトラ」へと回帰する。黒からブラウン、白、ベージュ、ブロンズからペールピンクを経てシルバーに至る色使いのドレスには、小さなビジューのようなバッグと共にシルバーのシューズが合わせられている。もうひとつ目を引くアクセサリーは、ホワイトゴールドのフレームにダイヤモンドをあしらったアイウェア。細く長いシルエットにフューチャリスティックな印象をプラスした。

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