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念願の当選金額1,000万円!宝くじのせいで金銭感覚が狂った友人の末路とは

  • 2024.3.6
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巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。

今回は宝くじで大当たりして大金を手にした人の悲しい体験談をMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。

■高額当選したら豪遊を夢見ていたが…

毎年年末ジャンボ宝くじを買う仲間の話です。私には宝くじを買って、そのあと食事にいく仲間がいました。

子供がいたり独身だったりと家族構成はバラバラですが、皆それなりの暮らしをしていました。高額当選したら豪遊したいね、と夢を見ていましたが、なんと仲間の1人が年末ジャンボで高額当選したのです。

当選金額を聞いた時は、本当に当たるものだと皆で驚きました。

当選した知人は私達と同じくぜいたくはしない性格でした。しかし、当選した後は、今まで我慢していた欲しい物を買い、会えばおごる性格に変身したのです。

■1,000万円があっという間になくなった

数億円当たっていれば湯水のように使うのもわかりますが、1,000万円では意外と無くなるのが早いものです。少しは貯蓄に回したらという私達のアドバイスを聞かずに、友人は「あぶく銭だから」と使い続けるうちにみるみる減っていきました。

また開運のためにと買い物をしまくる彼を見て、人はここまで変わるのかと思いました。ネットなどで知ってはいましたが、実際目の当たりにすると「お金の力は絶大だな」と感じました。

数十万円ではここまでリミッターが外れることはなかったでしょう。一度に手にする金額があまりにも大きかったのが原因だと思います。

しかし、当選金を使いきった後も友人の購入欲は止まらず、新商品や流行りの物を見つけるとすぐに買うようになってしまいました。

このままでは収入を越えてまで散財しそうだったので、私達は彼を説得しました。その結果、以前とまではいかなくても買い物の量を減らすことはできました。

彼自身も止まらない物欲に恐怖すら覚えていたようで、その後は宝くじ購入をやめてしまいました。働いて貯めたお金ではなく突如手に入る高額なお金は、人を狂わせます。金銭感覚が狂ってしまった後は、自分で変わる強い気持ちが必要になります。

彼以外の私達は変わらず年末ジャンボ宝くじを購入していますが、高額当選はありません。変わってしまう怖さと当たって欲しいという気持ちが入り交じる年末の楽しみは、これからも続くでしょう。

(40代・男性)

今回は、宝くじで大金を手にした人の体験談を紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部

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