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「ベビーバス」使用時に乳児転落 死亡例も 事故を防ぐには?

  • 2024.3.5
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ベビーバスの使用時は乳児の転落事故に要注意
ベビーバスの使用時は乳児の転落事故に要注意

乳児の体を洗う際は、ベビーバスを使うのが一般的です。そんな中、浴槽のふたの上やテーブルの上でベビーバスを使用していたことが原因で乳児が転落し、けがをしたり、死亡したりする事故が発生しているとして、消費者庁がX(旧ツイッター)の公式アカウントなどで注意を呼び掛けています。

浴槽のふたの上でベビーバスを使用しないこと

消費者庁によると、半分開いた浴槽のふたの上でベビーバスを使用していたところ、乳児が浴槽に転落し、死亡する事故が発生しています。事故の原因について、製品内部の空気量が少ないままベビーバスを使用したため、使用者がその場を離れた際に乳児がバランスを崩し、そのまま浴槽に転落したと推定されるということです。

また、テーブルの上に置いたベビーバスの中で乳児を裸で寝かせていたところ、ベビーバスごと床に転落する事故も発生。事故当時は使用者が湯を入れるためにそばを離れており、乳児は、くも膜下出血や肝破裂のため、16日間の入院を要したということです。

このほか、事前に湯温を確かめないまま湯に入れたり、乳児が入ったまま高温の湯を足したりして、乳児がやけどを負った事例なども報告されています。

消費者庁は、浴槽のふたの上でベビーバスを使用すると、ふたがずれたりたわんだりして、乳児が転落する恐れがあると説明。浴槽のふたの上など、不安定な場所でベビーバスを使用しないよう呼び掛けるとともに、使用方法や使用上の注意点などを事前に取扱説明書で確認するよう求めています。

また、乳児は少ない湯量でも溺れる恐れがあるほか、ベビーバスから転落する恐れがあるとして、乳児の体を洗う際は目を離さないよう注意喚起。その場を離れなくて済むよう、タオルや着替えなど、必要な物を事前に準備するよう勧めています。

なお、乳児の体を洗う際の湯の温度は38度~40度が目安だといいます。乳児を湯に入れる際は、湯温計を使って湯の温度を計るようアドバイスしています。

オトナンサー編集部

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