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みんな大好き邦栄堂製麺が登場♡ 【こども食堂レインボー】「へい! ラーメン一丁上がり!」

  • 2024.3.6

オトナミューズやモード誌を始め、さまざまなファッション雑誌やテレビなどのスタイリングで活躍中の木津明子さん。木津さんが2021年8月から仲間と運営を始めた子ども食堂が【こども食堂レインボー】です。場所は木津さんの住む神奈川県横浜市磯子区洋光台。活動は月に2回ほどの開催で続けられています。さまざまな方々や団体からの支援、木津さんとその仲間のスタッフ、そしてキッズスタッフたちの力を合わせて運営している【こども食堂レインボー】の活動の報告を主催する木津さんよりのメッセージの形で毎月ご紹介してきます。今回は寒暖差の激しかった2月の開催日レポートです。

木津明子の子ども食堂日記vo.29「行列のできる店、ラーメン レインボー開店」

2月は急に暖かくなったり、寒くなったりで、寒暖差が大きかったですよね。メニューをスタッフひろこと決めているときはちょうど、冷え込みが厳しい日で「そろそろラーメンやりたいね♡」と。熱々のラーメンが浮かんだら、もう他が考えられなくなってしまいました(笑)。【レインボー】でラーメンと言えば……今回も鎌倉にある【邦栄堂製麺】さんにお願いして麺とスープをご提供いただきました。毎回ありがとうございます♡ラーメンはこども食堂でかなり人気のメニューで、食堂が始まる前からお客さんが並んで待ってくれていました。「ラーメンの日」は自然とスタッフもラーメン屋さんの気分になって、威勢がよくなります。「ラーメン2丁!」「へい!お待ち!」

お客さんはもちろん、スタッフもみんなこのラーメンの日は浮き足立ちます。老若男女問わず愛されるラーメンってすごい! 野菜不足にならないように、具も盛りだくさんにしました。

サッとゆでた野菜と、煮卵、ハム入りの特製醤油ラーメン! これが飛ぶように売れていきます。将来ラーメン屋さんやろうかな、なんて頭がよぎりました(笑)。

この日は昼も夜も大賑わいで97人(子ども63人)のお客さんが来てくれました。やっぱり子どもたちの「笑顔」や「美味しい!」は私たちのパワーになります。

小さな子にはもちろんミニサイズも提供しています。それぞれの一人前をどうぞ、召し上がれ!

助っ人スタッフのもっくんが差し入れてくれた、リハプライム株式会社の【生はちみつ食パン】。みんなで分けていただきましたが、ふわふわの生地、優しい甘さがたまりませんでした。ありがと~!

ラーメンを完食した後でも、パンをペロリ。子どもたちの食欲って、本当にすごい。たくさん食べて大きくなってね。

【こども食堂レインボー】もオープンから2年8カ月。赤ちゃんだった子がおしゃべりをするようになったり、私と同じくらいの身長だった子が170㎝くらいになったり、たくさんの子どもたちの成長を感じます(嬉々!)。ここで出会い友だちになって、次の【レインボー】で会えることを楽しみにしてくれている子どもたち、大人たちがいます。子どもも大人も「また会いたいな!話したいな!」って気持ちを持って来てくれているのが本当に嬉しいです。

ごはんを食べるのも忘れて駆け回っているソウタとカンタの仲よしコンビ。こんな仲よしたちがたくさん生まれる場になってきています。

朝の支度から夜の片付けまでたくさんの子どもたちがいる【こども食堂レインボー】では、今年子どもたちとの話し合いの会を開いていきたいと思っています。自分の思っていること。嬉しかったこと。ちょっと困ったこと。「自分のことを知ること&相手のことも知る」。子どもも大人もみんなで話していきたいです。まずは「自分自身を守ること」について考えるお話し会を、助産師の日野川真由美さんを迎えて開催します。幼いお子さんでもわかるような【大切な性】のお話し会です。日時は、3月23日14:00〜子どもも大人も、ぜひぜひ来てください!

最近ニュースなどでよく話題になるような、性犯罪まで至らずとも、ちょっと嫌な思いをしたり、言葉にうまくできないモヤモヤっとしたできごとって、案外子どもたちの身近で起きているようです。大人も子どももどういった対処をすればいいのか、普段人には相談しにくいことを、この機会に考え直してみませんか。

【レインボー】スタッフ内でもコミュニケーションを取り、話すことを大切に第一回【レインボー会議】を開いてみました。お片付けパニック問題(笑)について、パニックを改善するために「今後取り入れてみたらいいかなと思うこと」のアイデアを出し合いながら話し合ってみました。小さなことから少しづつではありますが、【こども食堂レインボー】も成長していきたいと思っています!
注)お片付けパニック問題とは……どこに何をしまうべきか、分からなくなりパニックになってしまう状態のこと

photo & text_AKIKO KIZU

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