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書店が全国で減少 「背景の1つは少子化問題で、本屋さんに限らない。このままだと、地方のあらゆる産業が駄目になる」辛坊治郎が解説

  • 2024.3.5
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キャスターの辛坊治郎が3月5日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。全国で減少する書店を支援しようと、経済産業省が同日、大臣直轄のプロジェクトチームを設置したことに触れ、「本屋さんが減少している背景の1つは少子化問題であり、本屋さんに限ったことではない。このままだと、地方のあらゆる産業が駄目になる」と解説した。

※イメージ

経済産業省は5日、全国で減少する書店の振興に取り組むプロジェクトチームを設置すると発表した。大臣直属のチームとし、書店と地域文化を活性させる重要拠点と位置付ける。

辛坊)本屋さんがものすごい勢いで減っています。手元の資料によると、全国の市町村の4分の1以上で本屋さんがない状態です。この10年で日本全国の本屋さんは3割減ったそうです。大きな背景の1つは少子化問題です。

ただ、地方で生き残っている本屋さんもあります。なぜ生き残れているかというと、公立図書館や学校図書館の納入などで何とか食いつないでいるからです。同じようなケースでは、地方で生き延びている小さな洋服屋さんもあります。なぜ生き延びられているかというと、学校指定の制服を販売できているからです。同様の産業はいくつもあります。

電子書籍への転換は産業構造の転換ともいえます。同じように、かつては宅配だった牛乳がスーパーマーケットで売られるようになって、街の牛乳屋さんの経営が厳しくなったことも産業構造の転換で、ある程度は仕方がありません。

とはいえ、大きな背景の1つが少子化問題であるようなケースでは、何とか少子化に歯止めをかけなければいけません。このままだと、地方のあらゆる産業が駄目になっていく気がします。

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