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フロリダで義母と同居する事になったけど「家族」の概念がヤバ過ぎた【大家族・オブ・カリビアン(4)】

  • 2024.3.5

<フロリダで義母と同居する事になったけど「家族」の概念がヤバ過ぎた>大家族・オブ・カリビアン[#4]

(前回の続き)ハワイからフロリダへ移住を決意した私たち夫婦は、数カ月のうちにドタバタと引っ越しをする事になりました。

フロリダの物価はハワイよりも若干安いものの、ハワイからアメリカ本土への文字通り「海を超えての」引っ越し費用は、当初の予定よりも大きく予算をオーバーしてしまい、節約も兼ねて夫の実家にしばらく居候することになったのです。

プエルトリコ人である夫のファミリーのほとんどは、フロリダに住んでいます。
これはあくまでも私の知る範囲ですが、ラテン系ファミリーは大家族が多く、更にその関係性は割と(かなり?)複雑です。

我が家の場合も、ここで人物相関図を書いて関係性全てを説明していると日が暮れてしまいそうなのですが、簡単に(?)説明します。

居候先の夫の実家(義母の家)に住んでいるのは、義母、離婚したのに居座る義母の元夫(!)、離婚して出戻りの義兄、義弟の息子、その義弟の元妻とその息子(義弟とは別の男性との子供!!)という、書いている私でさえもワケがわからなくなるメンバーです・・・。

それに加えて犬3匹の大所帯のメンバーに加わる事になった私達。
そんなラテンの泉に飛び込んだフロリダ初日、「甥っ子の誕生日だから食事に行くよ!」と、休む間もなく強制連行される事に・・・。

ごくごく近親の兄弟たちと食事に来ただけなのに、なんと集まったのは総勢13人!?
日本の核家族で育った私は、家族でちょっと集まる食事というのは、せいぜい5〜6人くらいしかイメージ出来ないのですが、この日の13人でも少ない方だというから開いた口が塞がりません。

さらに日本人の私が馴染みのないのが「ハグ」です。家族や親戚が集まったら、帰り際にはその場にいる一人一人全員に挨拶をしてまわってハグを交わします。
「じゃあまたね〜〜」と一言だけ言ってふらっとフェードアウトするような帰り方は許されません!

一人一人とハグをするというのは、私という外国人の新参者を認知してもらうきっかけにはなるものの、コミュ障かつハグが生まれついての習慣でない私にとっては、毎度毎度大勢を相手に一人一人するのは「面倒臭いっっ!」というのが正直な所。

そんなことは口がさけても言えませんが、フロリダでの「シン生活」は、大家族総動員ハグという洗礼から始まったのでした。

次回、プエルトリコ人の夫に思わず私がブチギレてしまったフロリダの日常は下の関連記事からチェック!

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