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『好きな感情は変わらない…』カップルの長年にわたるレスの理由

  • 2024.3.5
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『好きな感情は変わらない』 パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。 レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。 (参考:レゾンデートル株式会社)

そこで今回のMOREDOORでは、パートナーと付き合って2年と6ヶ月になるKさんにインタビューを実施。 Kさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。 ※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。

ーーKさんがパートナーとレスになったきっかけは?

恋愛jp

以前1度別れてから、復縁しているので、実質前回と合わせると4年目になります。 当時から性欲がないと彼女は言っていました。 美容師とあってか朝練夜練があり、朝は9時前に出勤、夜は22時ごろまで営業後に練習をしていて、疲れ果てていました。 僕はできるだけ周りのことでサポートし、「休みの日に誘えればなぁ」と思っていましたが……。 気がつけば休みの前日や、当日などに誘いはするものの断られるので、相手から来るのを待とうとスタンスを変えました。 しかし、相手からは誘いが来ることはなく、相手のペースに合わせていると気がつけば期間が2-3ヶ月、長い時で3-6ヶ月は空いていました。

ーーレスで悩んでいることは?

行為自体があまり好きではないのか、そもそも欲がないのか、自分と相性が合わないのか、それとも違う理由なのかなと色々考えれば考えるほど感情が複雑になりました。 この先結婚したらどうなるのか、子どもができるのか、どうなるんだろうと思いました。

ーー解決に向け行動したことは?またその後のパートナーの反応は?

恋愛jp

練習はひと段落し彼女自身も余裕ができ、スタイリストになったので、一緒に過ごす時間が次第に増えました。 それとともにレスもなくなっていきました。 期間は長かったですが、それでも愛情表現はかかさず行っていたので、解決に向かえてよかったです。 「我慢していたのも知っていたし、私もしたかった。けど、元気がなくてどうしてもできる気力もなかったから我慢させてごめんね」と言われました。

ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?

複雑な感情になったことは今でも鮮明に覚えています。 しかし今でも好きな感情は変わらないし、結婚やこの先どうなるのかと心配してたけど、結婚に向けて進めています。 今は辛いだろうけど、迷わず安心してこの先も一緒に人生を歩んでください。 (23歳/会社員)

ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?

パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか? これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。

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相手へのサポートと愛情

彼女に元々性欲があまりないことに加え、仕事の忙しさがきっかけでレスになったというKさん。 彼女への献身的なサポートと愛情の甲斐があってか、レス解決に向かえたようです。 このようにパートナーに配慮し、細やかな気遣いをすることが解決への第一歩なのかもしれません。 みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか? 監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ) 臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。 2010年鳴門教育大学大学院修了。 スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。 これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。

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