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素敵なあの人のお宅訪問!【昭和建築のマンションを素敵にアレンジした部屋づくり】

  • 2024.3.5
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一人だけの日常も友人たちとの時間も大切にできる部屋づくり

金本亜佑美さん(リグナ株式会社勤務)

大学で生活デザインを学び、現在はインテリア会社に勤務している金本亜佑美さん。昨年10月に転居したばかりの住まいは、大胆に張り出した梁がお気に入りという昭和建築のマンション。玄関を入って右手には水回りを配し、左手のリビングダイニングから洋間へと続く1DKで一人暮らしです。
縦長のリビングダイニングは、家具のレイアウトに頭を悩ませそうな印象ですが、テーブルやソファ、棚などを全て片側に配置してすっきりとした空間に。もう一面の壁にプロジェクターを投影して、寛ぎスペースとしての機能性も十分。愛用の家具は、デザイナーズの名品からアンティーク、ノーブランドまで幅広くも、茶や黒の落ち着いたトーンに揃え、さらに、フローリングを壁に合わせた白の床材に替えたことで配色に統一感が生まれています。
目下のお楽しみは「これまでは手狭なワンルームだったから叶わなくて」と語る、友人を招いてのホームパーティー!普段使いのテーブルをレストラン気分にしてくれる簡単アレンジは是非とも真似してみたいもの。
金本さんの住まいには、アイテム選びや組合せ、DIYのひと工夫で、おうち時間が心地よくなるアイデアが散りばめられていました。

「好き」がたくさんつまった場所で明日からの元気を蓄えます

独自のセンスが光るセレクト&コーディネートで自分らしい空間に

【Living】
転居して買い足したペンダントライトはイサム・ノグチの「AKARI」シリーズ。「明るすぎるのが苦手」という金本さん、時にメインの灯りを消して、間接照明だけで過ごしているそう。白を基調にした空間だからこそ、柔らかな明るさが広がる。

【TABLE & CHAIR】
一人時間の定位置は、記念のデザイナーズチェア

ハンス J. ウェグナーデザインのYチェアは、金本さんが30歳の誕生日を迎えた記念に購入したもの。「マホガニー材を選んだのもこだわりの一つ。とても思い入れがあるアイテムです」。ガラストップが抜け感を与えてくれるテーブルはアンティーク。

【TABLE SET FOR HOME PARTY】
クロスを掛ければパーティームードに!
テーブルをソファ前に移動させて、白いリネンのテーブルクロスを掛けるだけ。キャンドルを灯せば、ホームパーティー仕様に早変わり。

【ACCESSORIES ON CHEST】
お出掛けにマストなアイテムは手に取りやすく
鏡と棚を組合せたドレッサー。上の段から、よく身に着けるアクセサリーを入れたトレイと香水を置いて。

【DISPLAYED STONES】
一つとして同じものがない石をオブジェのように飾って
ルイスポールセンのテーブルライトに照らされた石は、「旅先などでふと目に留まると持ち帰ってしまう」というコレクションアイテム。金本さんが描いたキャンバス画は、実は壁面にあるブレーカーの目隠しにもなっている。

【FAVORITE RUGS】
お気に入りのラグがインテリアのワンポイント
寝室の壁に掛けているラグは古着屋さんで購入。ベッドに掛けたブランケットはL.A.を拠点とするブランド「Slowdown Studio」のもの。

【WASHROOM】
生活感が出がちなアイテムは収納にひと工夫を
洗面スペースにはブロックを重ねて天板を渡した自作の棚を。化粧品は黒のシェーカーボックスに、タオル類はワイヤーバスケットに収納している。

【COVERED WIRE CABLE】
デザイン性に優れたアイテムが空間を演出してくれる
ケーブルがウッドパーツで隠された延長コードは、ファッション・プロダクトブランドBLESSの「ケーブルジュエリー」。

【PROFILE】
◼︎金本亜佑美さん(リグナ株式会社勤務)
インテリアショップ・ショールーム運営、インテリアコーディネート、ドラマの美術協力などを手掛けるリグナ株式会社のセールスプロモーション業務に携わる。

撮影/佐藤顕子 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc

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