ケチ姑にフリマに誘われ「ハイ、あげる♡」「4枚で200円だって」→ "ありがた迷惑"な行動に絶句、、、

人の価値観というものは、それぞれ異なるものです。自分の価値観を押し付けてくる人は困るものですが、それが姑となると事態は深刻です。これは筆者の友人・Fから聞いた、価値観の違う姑とのエピソードです。

ケチな姑

私の姑はとにかくケチ！
結婚して独立している家庭なのに、私たちの生活にもいちいちチェックを入れて、特にお金を使うことにはうるさい人です。

姑は車で15分ほどの距離に住んでいたのですが、私は結婚当初から姑にイビられていたのでどうしても好きになれず、あまり進んで行き来はしていませんでした。

姑は、公園や役所で開催されているフリーマーケットが大好きで、開催日には必ず行くという謎の執着を見せていました。
買ってきた物を見せられたことがあるのですが、品物よりも値段ばかりを強調するので、夫も「そんなの使うのかよ？」と言っていたほど……。

そんなある日、姑から「近くの●●公園でフリーマーケットがあるから一緒に行きましょう！」と誘われました。
当然気は進みませんでしたが、押しの強い姑に負けて渋々同行することになったのです。

姑に誘われて行ったフリーマーケットは、大きな公園で開催された大規模なフリーマーケットでした。
いろいろなお店が出ていたので、私も楽しんで見ていたのですが、姑は品物は関係なく、値段の安い物ばかりを見ていました。

会場の隅の方に行くと、年配の女性が出しているお店があり、洋服は何と1枚50円！
「Oちゃん、すごい安いわね～！掘り出し物よ！」
と姑は嬉しそうに山の中から選んだ洋服を4枚購入。
200円を支払って、満足そうな顔をしていました。

すると姑は何を思ったのか、「あなたにはこれがお似合いよ。はい、誕生日プレゼント！」と買ったばかりの洋服を私に渡してきました。

姑の買った洋服は、かなり年季の入った年配女性向けのもの……。
それも目の前で買っているのに、私の意見などは何も聞いていません。
きっとプレゼントにお金をかけたくなくて、私をフリーマーケットに誘ったんだろうと確信したのです。

誕生日を覚えていてくれたのはありがたかったのですが、一方的に押し付けるような姑の価値観には、どうしても抵抗がありました。本音を伝えて思い切って断るか、もしくは夫から伝えてもらいたいところですが……価値観のすれ違いは、嫁姑間で起こると、なかなか解決するのは難しいものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K