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【今週末】無料で楽しもう!仕事にも効く都内開催中おすすめ展覧会3選

  • 2024.3.4

都内では、日々面白い展覧会が多数開催されています。展覧会に足を運んでみると、さまざまな作品から刺激を受け、仕事のアイデアやヒントが浮かんでくるケースも少なくありません。そこで今回は、今週末に都内で開催中の無料で楽しめるおすすめ展覧会について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。

忙しい日々を過ごすビジネスパーソンにとって、展覧会などの非日常空間へ出かけるのはリフレッシュにもぴったりです。また、展覧会でさまざまな作品に触れる中で新たなアイデアや、ヒントが見つかるケースも少なくないでしょう。

本記事では、無料で楽しめるおすすめの展覧会についてご紹介します。新しい発想や作品に触れてリフレッシュする時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【千代田区・有楽町】今週末まで!未来への想像が広がる/「都市にひそむミエナイモノ展」

「都市にひそむミエナイモノ展」は、人々が都市に抱く、記憶や愛着、気配、VRやAIなどのさまざまなテクノロジーを“ミエナイモノ”と定義し、都市にひそむ“ミエナイモノ”を体感できる展覧会です。

平日には18時半から東京藝術大学の卒業生・在学生を中心としたアートコミュニケーターによる展示鑑賞ツアーが毎日行われており、金曜夜限定で哲学カフェも実施されています。平日21時まで開場しているので仕事帰りでもふらっと立ち寄れる(画像提供:東京都政策企画局)

空想上の生物であるユニコーンを形にした作品や、取り壊された建物をバーチャルで再現した作品など、クリエイターたちの作品を鑑賞、体感する中で、新しい視点や自由な発想に触れられます。

東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 八谷和彦研究室 平野真美《蘇生するユニコーン》

AIに人間だとバレないようにしながら、ゴールを目指すゲーム要素の高い体験型の展示もあるので、一人だけでなく、友人や家族とのお出かけにもおすすめです。AIがどのように人を認識しているのか、体感してみては。

Tomo Kihara & Playfool《How (not) to get hit by a self-driving car》

【その他の会場画像を見る】>>

■都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City会期:2023年12月15日(金)〜2024年3月10日(日)会場:SusHi Tech Square 1F Space(東京都千代田区丸の内3-8-3)開場時間:【火~金】11:00~21:00(最終入場20:30)【土・休日】10:00~19:00(最終入場18:30)休業日:月曜アクセス:JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」より徒歩1分東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9番出口よりすぐ東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」より徒歩3分

【台東区・浅草】今週土曜まで!世界のカバン博物館と東京芸術大学産学共同企画展/「モチハコブカタチ展」

次にご紹介するのが、現代人にとって欠かせないリュックサック以降に求める“モチハコブカタチ”を思考・創造した作品が楽しめる「モチハコブカタチ展」です。「世界のカバン博物館」にて3月9日(土)まで開催中です。

東京藝術大学美術学部デザイン科の1年生45名が考え次世代のデザインに触れてみては(画像:エース株式会社リリース)

世界のカバン博物館を運営するエース株式会社と東京芸術大学との産学共同企画展であり、若き未来のクリエイターの作品が多数楽しめる展示となっています。

ビジネスシーンにおいても定番になりつつあるリュックサックですが、その起源をたどってみると、紀元前のアイスマンの使用にまでさかのぼれるのだとか。

斬新な“モチハコブカタチ“を楽しもう(画像:エース株式会社リリース)

そんな根源的な機能性を持っているリュックサック以降の“モチハコブカタチ”が一体どのようなものなのか、未来のクリエイターたちの豊かな発想を楽しんでみてはいかがでしょうか。

世界のカバン博物館では世界中から集められた550点あまりの珍しいカバン・バッグが展示されている(画像:エース株式会社リリース)

■エース株式会社×東京芸術大学デザイン科「2024 モチハコブカタチ展」会場:世界のカバン博物館(東京都台東区駒形1-8-10 エース株式会社東京店内)会期:2024年1月27日(土)~3月9日(土)営業時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)休館日:日、祝日(年末年始及び不定休あり)アクセス:東京メトロ銀座線、都営浅草線「浅草駅」A1出口より徒歩1分都営大江戸線「蔵前駅」A5出口より徒歩6分東京メトロ銀座線「田原町駅」2・3番出口より徒歩8分

【小平市】ちょっと変わった動物園とは?/「ガスミュージアム動物園!?」展

日本のガス事業の歴史を紹介する「ガスミュージアム」では、3月31日(日)までの間、「ガスミュージアム動物園!?」と題した企画展を開催中です。

明治期の錦絵から昭和初期のカニ型ストーブ、前回“アレ“した阪神タイガースマーク入りのガスヒーターなど、初公開を含む貴重な資料を展示(画像:東京ガス株式会社リリース)

「ガスミュージアム動物園!?展」では、ガスミュージアムに収蔵されている約1万4,000点の中から、動物たちが表現されている史料を一堂に集結させ、一風変わった“動物園”を楽しむことができます。

阪神タイガース昭和60年優勝記念 ガスファンヒーター(大阪ガス)昭和60年(1985)(画像:東京ガス株式会社リリース)

明治時代の観光絵はがき(写真)や渡来年表から見る動物園の歴史や、明治錦絵の中に描かれた動物たち、ガスの広告や機体デザインで活躍する動物たちなど、全部で3つのゾーンに分かれています。さまざまな表情の動物たちの姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。

1967(昭和42)年開設のガスミュージアム外観(画像:東京ガス株式会社リリース)

■「ガスミュージアム動物園!?展」会期:2024年1月13日(土)~3月31日(日)会場:ガスミュージアム ガス灯館2Fギャラリー(東京都小平市大沼町4-31-25)TEL:042-342-1715開館時間:10:00~17:00休館日:月曜(祝日および振替休日の場合は翌日休館)・年末年始アクセス:西武新宿線「小平駅」より徒歩約20分、新青梅街道滝山南交差点角西武新宿線「花小金井駅」北口より西武バス(武21)にて約10分「ガスミュージアム入口バス停」下車、徒歩約3分西武池袋線「東久留米駅」西口より西武バス(武21)にて約30分「ガスミュージアム入口」下車、徒歩約3分JR中央線「武蔵小金井駅」北口より西武バス(武21)にて約30分「ガスミュージアム入口」下車、徒歩約3分

無料で気軽に展覧会を楽しんでみては?

本記事では、無料で楽しむことができるおすすめ展覧会をご紹介しました。

都内では、若いエネルギーにあふれた作品や未来を想像させる作品、産業史をデザインの観点から学べる展示など、さまざまな展覧会が開催されています。文化や歴史をこれまでと違った角度で知ることで見えてくるものや、新しい発想や創造に触れることで生まれるアイデアなど、新しい発見があるかもしれません。

今週末は展覧会で気分転換してみたり、アートや歴史・文化に触れてみたりと有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

逆瀬川勇造

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