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アメリカの大学では経歴詐称が横行!?英語も喋れないチームメイトが来た…【アメリカサッカー留学記(14)】

  • 2024.3.4

<アメリカの大学では経歴詐称が横行!?英語も喋れないチームメイトが来た…>アメリカサッカー留学記[#14]

今回はチームにやってきたとんでもない人物をご紹介します!

僕のいたアメリカの大学のサッカー部は、世界中のあらゆる国から選手が集められるようなチームだったのですが、あくまで肩書きとしては大学生なので、英語で勉強しながらサッカーもやっていく生活でした。

日本の大学では考えられないですが、チームには新入生だけではなく、卒業に必要な単位を他の大学から引き継いで編入してくる選手も一定数いたのです。

そんな編入生の1人が3年生のジという筋骨隆々なフランス人でした。
初日の練習から明らかにレベルが違い「こんな選手アメリカのどこの大学にいたの!?」と思うくらい上手かったことに衝撃を受けました。

色々話していく中で彼の経歴を聞いたところ、なんと僕のチームに来る前、イングランド1部のプレミアリーグのチームにテスト生として練習参加していたものの、契約がまとまらなかったのでアメリカに来たというのです!笑

「それってもうプロじゃん!」とツッコミながら更に深掘りして聞いてみると、そもそもフランスでプロ選手としてプレーしていて、世代別のフランス代表にも選ばれていたというとんでもない経歴の持ち主でした。

そんなジのサッカーの上手さにも驚きましたが、「編入生ってことはどこの大学に通っていたの?」と聞いたところ、「大学には行ってない…。」との返事が来てさらにポカン…。
なんと、彼のプレーに惚れ込んだ大学のチームの監督がなんとかジを獲得したいということで、裏口入学のような形で経歴詐称し、いきなり3年生として編入してきたことが判明したのです。笑

そんな経歴なので、僕が言うのもなんですが、英語での日常会話もままならないようなレベルの英語力…。
渡米2年目の僕の拙い英語で一緒にテスト勉強をしながら色々と教えてあげたことを今でも覚えています。

「そんなことありえるの?」と思うようなことも実際に起きてしまうアメリカという国に驚きつつ、結果的にその年は彼の大活躍によりチームは大躍進したので、色々と経験したアメリカ生活の中でも色濃く記憶に残っているエピソードでした!

次回、本場アメリカのマクドナルドに毎朝通う事になった僕にふりかかった悲劇は下の関連記事からチェック!

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