1. トップ
  2. エンタメ
  3. 大谷翔平らと「対決したい」兵役帰り韓国投手がドジャース戦登板を望むワケ「結果がどうであれ…」

大谷翔平らと「対決したい」兵役帰り韓国投手がドジャース戦登板を望むワケ「結果がどうであれ…」

  • 2024.3.4

韓国で開催される「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」でロサンゼルス・ドジャースと対戦するキウム・ヒーローズの投手が、大谷翔平(29)などスター選手との対戦を待ちわびている様子だ。

チョ・サンウ(29)は3月2日、台湾の台南市立野球場で行われた統一ライオンズとの練習試合で報道陣の取材に応じ、「今の調子は大丈夫だ。ペースを大幅に引き上げていて、思った通りに上手く行っているようだ」と伝えた。

2013年の新人ドラフト1位でネクセン・ヒーローズ(現キウム)に入団したチョ・サンウは、韓国プロ野球通算299試合(379.2回)33勝24敗35ホール度82セーブ、防御率3.11を記録した国内屈指のリリーフだ。

2019年から2021年までの3年間には通算68セーブを記録するなど、トップクラスのクローザーとして君臨した。150kmを超える重い剛速球が強みの右腕投手だ。

韓国代表として2015年と2019年のプレミア12、2021年東京五輪にも出場。いずれの大会でも侍ジャパンと対峙した経験がある。

ただその後、兵役のため2022年3月より社会服務要員として服務。一時的にチームを離れたが、昨年12月に服務を終えて再びキウムに復帰した。

チョ・サンウ
(写真提供=OSEN)チョ・サンウ
ドジャース戦は「結果がどうであれ…」

米アリゾナ州での春季キャンプで新シーズンに向けた準備を進めたチョ・サンウは、台湾での練習試合で久しぶりの実戦登板を果たした。

台湾プロ野球の打者を相手に3試合で登板し、3回2被安打2四球2奪三振の無失点を記録するなど、変わらぬ技量を見せつけた。最高球速は140km後半だった。

軍服務を終えて復帰のシーズンを迎えるチョ・サンウは、兵役期間に体重を15kgほど減量した。春季キャンプ出国前の取材対応では痩せた姿で登場し、周囲を驚かせたこともある。

「今も体重は同じように維持している。食事療法もして、トレーニングをもしながら体重を管理している。今後もしっかり維持することが重要だ」とチョ・サンウは述べた。

キウムでは今冬、イ・ジョンフ(25)がサンフランシスコ・ジャイアンツと6年1億1300万ドル(日本円=約164億円)の契約を結び、メジャーリーグ進出を果たした。来冬にはキム・ヘソン(25)もMLBに挑戦する計画だ。

チョ・サンウも海外進出に対する夢はあるが、今回は後輩のキム・ヘソンに順番を譲った。

韓国では今月、史上初めてMLBの開幕戦が開催される。「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」として、ドジャースとサンディエゴ・パドレスがソウルの高尺(コチョク)スカイドームで20日と21日に2連戦を戦う予定だ。

開幕2連戦の前には、スペシャルゲームとしてキウム、LGツインズ、若手主体の韓国代表「チーム・コリア」が両球団と練習試合を行う。キウムは17日12時よりドジャースと対戦する。

大谷翔平
(写真提供=OSEN)大谷翔平

「ひとまず、上手くできる姿を見せなければならない」と笑ったチョ・サンウは、「一生懸命やってみたいと思う。結果がどうであれ上手く投げたい」と伝えた。

また、大谷やムーキー・ベッツ(31)、フレディ・フリーマン(34)などMLBのスター選手との対決については、「誰とでも、全員と対決してみたい。本当に素晴らしい選手たちだ。一度は相手にしてみたい気持ちがある」と力を込めて語っていた。

(記事提供=OSEN)

元記事で読む
の記事をもっとみる