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反抗期の息子「お前が勝手に離婚したんだろうが!」母親「実はね、、」→ 離婚の理由を話すと──?

  • 2024.3.4
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子どもの反抗期は、避けては通れない成長過程の一つですよね。でも中には親の心が折れてしまいそうな激しい反抗期を迎える子どももいます。これは筆者の友人・Sから聞いた反抗期真っ只中だった息子とのバトルエピソードです。

画像: 反抗期の息子「お前が勝手に離婚したんだろうが!」母親「実はね、、」→ 離婚の理由を話すと──?

シングルマザー

私は息子のRが1歳のときに離婚をしました。
それからは周囲の助けも受けながら、2人で頑張って生活をしてきたのですが、Rはこのところ反抗期なのか、以前のような態度は見られなくなっていました。

何を聞いても「知らねぇ。」の一点張り……。
学校には行っているのですが、とにかく家では無愛想な態度や文句が続くようになっていたのです。

電球の交換

ある週末、私は腰痛に悩まされていたので、私よりも背の高いRに部屋の電球の交換を頼みました。

スマホでゲームをしていたRは面倒臭かったのでしょう……なかなか手伝ってくれず。しびれを切らした私は「腰痛が辛いの。すぐに終わるから手伝って」「うちは男手がないんだから、アンタだけが頼りなの」とRに言いました。

するとRは急に「うるせぇな! お前が勝手に離婚したんだろうが! 男手がないのはお前のせいだろ!」とブチギレたのです。

離婚の理由

私はちょうど良い機会だと思い、Rに離婚の理由を話すことにしました。
元夫は酒乱でDVが激しく、私だけではなく生まれたばかりのRにも暴力を振るおうとしたので、生後半年のRを連れて民間シェルターに避難した過去があったのです。

自分の父親がDV男だということはRにとってショックなことだろうと思い、今まで離婚の理由は話していませんでした。
私は気の強い方なので、Rは私が勝手に離婚し、自分には父親がいないのだと思っていた様子。
離婚の本当の理由を聞いて驚いたような顔をしていました。

息子の変化

Rは「俺を守るために離婚したんだ……。」とポツリ。
私が「でもあなたのお父さんであることに変わりはないから。今まで言えなかったんだ。」と言うと、「わかった。」と言いました。

それからRはできる範囲で家事を手伝ってくれるようになりました。
ただ反抗期は続いているため、ちょっとした親子喧嘩はまだまだ収束していません。
態度は相変わらずですが、たまに体調のことなども気にしてくれます。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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