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「女の子なのにかわいそう」心ない一言でコンプレックスを抱いた

  • 2024.3.4
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皆さんは、わが子にどんな子になってほしいですか?健康な子、優しい子、それぞれ思い入れはあるでしょう。一方、その望みの通りでなくとも、わが子はありのままで十分愛おしいですよね。今回はそんなわが子について思い悩んだ方のお話です。神谷もちさんの作品、『私の娘は可愛くない』をご紹介します。どうぞごらんください。

努力した外見で理想の結婚をした女性

主人公はゆうみさん。ゆうみさんは、生まれつきかわいらしい顔立ちをしていました。大人になり、その外見にさらなる磨きをかけるため、整形したりダイエットをしたり、努力をして理想の外見を手に入れました。

働いていたキャバクラで、今の夫にも知り合います。10個上で、お金持ちの夫。見た目は好みではなかったそうですが、ゆうみさんは理想の夫と結婚ができたと言っています。さて、どうなるのでしょうか。

夫に似ている娘。とてもかわいらしいと思っていたのに…

親になり、大切なわが子が自分たちに似てることを愛おしく思った方はいるでしょう。ゆうみさんは女の子を出産します。夫によく似た顔立ちの娘はとてもかわいい存在なのに、ゆうみさんの妹は、その顔立ちを見てからかいます。こんな言葉は、誰でも深く傷つきますよね…。

例えわが子の目鼻立ちが理想と違ったとしても、そんなことはささいなことです。自分にたちにそっくりなわが子を抱っこできる幸せは、親でなければ味わえないもの。いつか、ゆうみさんの妹もそのことをちゃんと理解してほしいですよね。

外見の心配よりも、もっと大切にするべきこととは?

ゆうみさんは、娘の愛理ちゃんを大切に育てますが、少しずつ愛理ちゃんの外見がゆうみさん自身のコンプレックスになってしまいます。

かわいくない女の子は人生ハードモードだというゆうみさん。たしかに、外見にかなり努力をしてきた人ならそういった思考になるかもしれません。しかし、愛理ちゃんの人生は愛理ちゃんのもの。そのとき、どのような人生を歩むかは分かりませんよね。

わが子の顔が気になる。もっとかわいかったら…そんな風に悩んでいる人はいませんか?わが子を愛するあまり、子どものコンプレックスを勝手に作り上げてしまっているのかもしれません。悩みやコンプレックスは人それぞれで、もちろん親が決めることではありません。この物語ではゆうみさんの思いを通じて、親としてわが子をどう受け止めて愛すればいいのか悩み、解決した経過を読むことができます。わが子について悩んだことがある方にはぜひ読んでほしい作品です。

著者:ゆずプー

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