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【素敵なおうちの隠せるインテリア】引き算で統一感を出す収納術:エッセイスト柳沢小実さん宅

  • 2024.3.4

生活感が出るものを隠すことで、自分らしいすっきり快適な空間を生み出している、エッセイスト・柳沢小実さん。よく使うものを見せる収納にする、生活感のあるものを隠すなど、見せると隠すのバランス感◎な収納術を、柳沢さんに教えていただきました。

柳沢小実さん PROFILE
エッセイスト、整理収納アドバイザー。一軒家に夫と二人暮らし。暮らしや旅にまつわる著書は冊以上。近著に『わたしのごほうび時間大人のゆったり旅』(大和書房)。リンネル.jpでは、タイの旅行記も。Instagram@tokyo_taipei

エッセイスト柳沢小実さんの収納術 「よく使うものは見せる収納に」

機能性や動線を考えてつくられた柳沢さん宅。ものは少なくないと言いますが、すっきりしていて、使い勝手がよさそうです。

「表に出しているのは使用頻度の高いもの。見えていると家族も使いやすく、ストックが少なくなったときに助け合えるので、お米はガラスジャーに入れて。ガラスなので、白い壁になじみます」

インテリアで気になることを書き出し、消去法で考えるという柳沢さん。大切にしているのは、見せると隠すのバランス感。

「全部隠してラベリングをするのではなく、引き出しのなかは分類して、何がどれだけ入っているかわかればとメリハリをつけて。ほどよい生活感は残しつつ、生活が雑な感じに見えないように心がけています。日本語のパッケージは生活感が出やすいのでできるだけ隠し、好みのフォントやデザインが見えるようにしています」

色や素材を統一し、大きいものにはあまり色を使わないのもルールのひとつだそう。

「道具類は出しているものが多いので、無地で、色や素材が同じようなものを選びます。キッチン棚に並べた茶筒のように、似た形と素材でまとめると、ひとかたまりに見えるのでごちゃごちゃしません。鍋は色数がありますが、重ねることでリズムが生まれます」

隠せるインテリア術 5つのテクニック

隠せるインテリア術 #01 家電は代用できるもので

トースターは魚焼きグリル、炊飯器は土鍋を使うなど、専用家電は主張が大きいのであまり買わないようにしているそう。

隠せるインテリア術 #02 リモコンは持たない

便利だけど置き場所に困る、リモコンが必要な家電は持たない柳沢さん。スピーカーはBluetooth経由で操作できるものを。

隠せるインテリア術 #03 コンセントは浮かせる

ほこり対策も兼ねて、「エレコム」のマグネット付きの電源タップを採用。コードをまとめて浮かせれば、すっきり&安心。

隠せるインテリア術 #04 背景になじむ色を置く

キッチンに収まらないごみ箱と海外食材を入れたコンテナは、背景と同色を選び、死角に置くことで目立ちにくい。

隠せるインテリア術 #05 軽やかな素材を選ぶ

ティッシュボックスは「ボックス&ニードル」の紙箱。素材が軽やかなので主張が少なく、インテリアとしての楽しみも。

photograph:Miho Kakuta edit & text:Mayumi Akagi web edit:Riho Abe
リンネル2024年3月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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