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ほんの数滴の母乳でも「元気の素」看護師に言われてうれしかった言葉

  • 2024.3.3

本作の著者・星田つまみさんのお子さんは、分娩時に「新生児仮死」と呼ばれる状態で生まれました。このエピソードはその当時のことを記録したレポート漫画から一部抜粋したものです。初めての搾乳を終えた星田つまみ(@hoshi.da)さんは、まだ体に痛みが残る中、夫と一緒に赤ちゃんのいる病院へ向かいました。NICUの雰囲気に緊張しますが…。『産声を聞かせて』第15話をごらんください。

赤ちゃんに会いに行った星田つまみさんは、写真よりも管が減って顔色がいいことにほっとします。

やはり実際に会ってみると、赤ちゃんのかわいらしさや一生懸命生きている姿を肌で感じることができるので、うれしいですよね。

ほんの少しだと思っていた母乳でも「元気の素」と言ってくれる看護師さんに救われた様子の星田つまみさんでした…。

新生児仮死は、全分娩の2~9%に起きる

この漫画の著者・星田つまみさんのお子さんは、分娩(ぶんべん)時に「新生児仮死」と呼ばれる状態で生まれました。この漫画はその当時のことを記録したものです。

出生時に、赤ちゃんがうまく呼吸ができていない状態を「新生児仮死」と呼びます。軽症であれば、後遺症は残らないことがありますが、重症仮死の場合は亡くなったり後遺症をもたらしたりすることも。新生児仮死はこの漫画の作者・星田つまみさんにだけ起きたできごとではなく、全分娩(ぶんべん)の2~9%に起きているとされています。

赤ちゃんが仮死状態であるかどうかは、出生直後に「アプガースコア」と呼ばれるもので判定され、状況に応じて治療や処置が行われます。一刻を争う、出生直後の赤ちゃんの異変。医療機関のスタッフの懸命な対応で救われた赤ちゃんがたくさんいることが想像できます。

星田つまみさんも大きな不安に包まれたできごとだったと思います。そんな体験をつづった漫画からは、赤ちゃんが生まれて健康に成長していくことの貴重さを改めて感じることができますね。

著者:ママリ編集部

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