1. トップ
  2. 恋愛
  3. A.B.C-Z橋本良亮、13キロ減量して“欠点がないくらい綺麗な顔”の殺人犯役に挑戦!「正直、プレッシャーとの戦いでした」

A.B.C-Z橋本良亮、13キロ減量して“欠点がないくらい綺麗な顔”の殺人犯役に挑戦!「正直、プレッシャーとの戦いでした」

  • 2024.3.4
A.B.C-Z橋本良亮、13キロ減量して“欠点がないくらい綺麗な顔”の殺人犯役に挑戦!「正直、プレッシャーとの戦いでした」
『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』

橋本良亮「1日で15曲を覚えました」グループ加入時の話も振り返る

人間の心の暗部を描くイヤミスの名手・真梨幸子の原作を映像化した『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』。本作の完成披露試写会が開催され、桐谷健太、倉科カナ、橋本良亮、蓮佛美沙子、村上正典監督が登壇。作品の魅力について存分に語った。

新人作家の沙奈と一緒に「女子高生両親殺害事件」をモチーフにした小説の連載を進めていく編集者・橋本涼役の桐谷。すでに全話鑑賞したそうで、「手前味噌になりますが…見応えが凄くあります。登場人物それぞれの黒い渦がぶつかり合って、見ている人にもその渦が広がると思います。色々な視点で見ることの出来る作品なので、全5話最後まで楽しんでください」と自信を持ってアピール。

さらに、企画書の段階で「衝撃を受けた」ことを明かし、「自分がこの橋本涼を生きたらどうなるのか? そこに興味が湧いて挑戦したいと思った。すぐにマネジャーに『やりたい!』と電話した。脚本も読み進めていく中で視点や真実も変わって来て、そこに刺激を受けました」とミステリアスな世界観にゾッコンだった。

事件の小説化を企画し、執筆にのめり込んでいくうちに“ある疑惑”を持たれ始める新人小説家・小椋沙奈を演じた倉科。「エネルギーを使う役でしたが、小説で新人賞を取ったという力を誇示したい沙奈の気持ちも理解できたので、そんな気持ちと向き合いながらアプローチしていきました。でも思った以上にヘビーな役でした」と苦笑い。

ただ桐谷とはかつて兄妹役で共演していたこともあり、「オフタイムは桐谷さんのことをお兄ちゃんと呼んでいて、2人でふざけ合っていました」と倉科が振り返ると、桐谷は「ね、妹!」と反応して倉科も「お兄ちゃん!」と嬉しそうに言葉のキャッチボールをしていた。

8年前に付き合っていた女子高生を洗脳し、その両親を殺害した罪で死刑囚となった大渕秀行を演じた橋本。約13キロの減量で撮影に臨んだと言うが、「撮影までの期間も短かったのでドキドキしましたが、13、4キロ落とすことが出来ました」と役者魂を見せつけた。演じた大渕秀は「欠点がないくらい綺麗な顔」という設定だが、「正直、プレッシャーとの戦いでした。そういう風に言われるのも慣れていないので…」と橋本が謙遜すると、桐谷は「ミスター謙虚!」とすかさず褒め讃えていた。

そんな橋本も、俳優として「あの過去や出来事があったから今がある」エピソードを発表。A.B.C-Zのメンバーである橋本は、グループ加入時の話として「僕が加入した2週間後に横浜アリーナのライブがあると聞かされました。入ったばかりで曲もダンスもわからなかったので、1日で15曲を覚えました」と明かし、「でもそれがあったからこそ、これが出来るなら後のことも絶対に出来ると思いながら毎日を過ごしていました」と活動の自信に繋がったという。

本作への出演&減量指示も急だったことから、桐谷が「毎回急やな!」とツッコむと、すかさず倉科は「マネジャーさんもそれが出来たからこそ、今回も急でいいと思ったのでは?」とフォロー。だが、当の橋本は「もっと早めに言ってほしいですよ!」と笑い飛ばしながら訴えていた。

法廷画家として事件の主犯格とされる大渕秀行の裁判を傍聴したことがきっかけで大渕と獄中結婚した、大渕の妻・鈴木礼子役の蓮佛。鬼気迫る熱演を披露したが、「礼子は育って来た境遇に辛いものを抱えて生きてきた女性。撮影前に礼子の人生を脳内再生する作業がすべて辛くて、それに食らいついていくのが大変でした」と難役ゆえの苦労も。

一方、印象に残っているシーンについて聞かれた桐谷は、第5話で描かれる涼と大渕の対峙シーンを挙げて、「その撮影が終わった時に、また手前味噌ですがスタッフの方々から『凄まじかった』と言ってもらえた。実際に完成した第5話のその場面を見たら、釘付けになりました。目が離せない力があって、プランなしに橋本を生きられたというのが形になっていて、自分に客観的に飛び込んでくる感じが良かった」と手応えを得ていた。

蓮佛は「死ねばいいのに!」と叫びながら絵をズタズタにする恐怖シーンを挙げて、「撮影スケジュールを見たら、それが私のクランクアップシーン。死ねばいいのにクランクアップはさすがに辛い」と苦笑い。「でも当日になって急にスケジュールが変わって、死ねばいいのにシーンを先に撮って、最後がまさかの橋本さんとのイチャイチャシーンに。礼子は辛いシーンばかりだったので、最後がそのシーンで終われて私はホッとしたというか、思い出深いです」とスケジュール変更に気持ちを救われていたそう。

桐谷は登場人物一人ひとりが抱える闇を表現する過程を、「心の闇の階段をどんどん下りていくような感覚」と表現。実力派キャスト一同が心血を注いで作り上げた衝撃のダーク・ミステリーに期待したい。

『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』(全5話)は、WOWOWにて3月3日より毎週日曜22時放送・配信。

元記事で読む
の記事をもっとみる