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京都サンガの新外国人マルコ・トゥーリオ、豪州でのパスサッカーから「京都のダイレクトスタイル」に馴染むために考えていること

  • 2024.3.3
京都サンガの新外国人マルコ・トゥーリオ、豪州でのパスサッカーから「京都のダイレクトスタイル」に馴染むために考えていること
京都サンガの新外国人マルコ・トゥーリオ、豪州でのパスサッカーから「京都のダイレクトスタイル」に馴染むために考えていること

Text by 石井彰(編集部)

京都サンガFCは2日にサンガスタジアム by KYOCERAでホーム開幕戦を戦い、湘南ベルマーレを相手に1-2と敗れてしまった。

前半にコーナーキックのこぼれ球から田中聡に美しいミドルシュートを決められてしまったものの、その後豊川雄太の同点ゴールで追いつくことに成功する。

ところが試合終盤にまたもコーナーキックから失点。ニアで大岩一貴にコースを変えられ、ペナルティエリアでフリーになっていた鈴木章斗に押し込まれた。

京都サンガFCはこれで2試合を終えて1分1敗。それぞれ1ゴールを決めたものの、追加点は得られなかった。その中で2試合ともにセンターフォワードで先発出場したのが新外国人のマルコ・トゥーリオである。

セントラルコースト・マリナーズから加入した彼はまだノーゴールで、この試合では前半45分のみで交代となっている。日本で2つの公式戦を終えた彼は、試合後のインタビューで以下のように話していた。

「前半から結構チャンスは作れていたと思います。そこでゴールが獲れなかったところはあるんですけど、得点機会の数はありました。それを続けていくこと、あとはそれをどう得点につなげていくか。

それをこれから1週間でしっかり作っていきたいなと思っているんです。交代については特に聞いていないので、変な風に書かないでくださいね(笑)

(日本のサッカーの印象と、自分のフィット具合は?)レベルの高いリーグでやれているなという感じはしています。その中で自分がどれだけ馴染んでいくかという過程にあると思います。

ただこれまでの時間を考えればかなり馴染んできて、パフォーマンスを出せるところまで来ています。また時間が経つごとにそれは上がっていきますし、もっといい仕事ができると思います。

(オーストラリアではよりグラウンダーでボールを受けたりドリブルで仕掛ける場面が多かった印象ですが、日本でどんなことに取り組んでいますか?)

チームが変われば、やるサッカーも変わります。セントラルコースト・マリナーズのときはもっとボールポゼッションをするサッカーでした。ここでのサッカーはよりダイレクトでゴールに向かうものです。

あのときはこうだったけど今は違う…ということではなく、自分が今京都のサッカーに馴染んでいる途中なんだと思っています。

それについては先程も言ったように出来てきているので、チームから求められている部分をやれるように、そしてその中で自分の特徴を出せるようにしていきたいです」

セントラルコースト・マリナーズでは中盤に落ちてボールを受けてドリブルで上がる場面も多かったマルコ・トゥーリオ。しかし京都サンガFCでは全く違ったスタイルに挑んでいる。

ただそれに対しては「昔と比べて違うと考えるのではなく、移籍に伴う変化だ」と前向きに捉えて順応しようと取り組んでいるようだ。

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